X-ファイル ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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3万5千年前のテキサス州。とてつもない怪物がいて、人間がやられた...
3万5千年前のテキサス州。とてつもない怪物がいて、人間がやられた・・・
大戦直後から50年間続いていた裏の政府“FEMA”。全人類を植民地化するために地球外生命体と手を組んでいたのだ。大昔は恐竜の姿であり氷河期とともにウィルスとして姿を変えていたが、成虫となってしまった。左遷にもめげずモルダーとスカリーはダラスを調査し、コーン畑の中にあるドームを調べるが、ハチの大群に追われて断念。そして彼女はハチに刺され、謎の組織に連れ去られる・・・
父の友人カーツウェルも殺され、FEMAの一人も危険を察知してモルダーに打ち明ける。そしてスカリーを救うため南極基地へ。
テレビシリーズを全く見たことがないので、あまりのめり込めなかったが、巨大なUFOとかエイリアンの登場が迫力あった。なんだか南極へ行くところが急展開すぎたのも原因かなぁ・・・
エイリアンに二人で立ち向かう
3万5千年前から地球に潜伏していたエイリアンウィルスが突然変異により、狂暴さを増す。
モルダーとスカリーは証拠集めに奔走するが、妨害するのはエイリアンの植民化計画に協力する一団だった。
映画版らしくスケールが大きい話になっている。
最初の15分だけは楽しい!
映画評価:20点
Xファイルという名前で、同じ主人公を使っているけど、何だか別作品に見えました。
期待していたのは、もっとミステリー要素が強くて謎を主人公が解き明かしていくものでしたが、この作品(映画)は違います。
都市伝説的なものでもなく、宇宙人的な神秘的なものでもなく、ジョーズやエイリアンの様な殺人(ホラー&サスペンス)的なものでした。
だからなのかスッキリもしなければ、ゾクゾクもしません。
最後まで観ても何なのか分からない
そんな作品でした。
結局、一番楽しかったのは最初の15分だったなぁ
これはXファイルシリーズではない。
彼らはもうXファイルに所属していないしね。
【2015.5.12鑑賞】
う~ん
久しぶりのXファイルだったのでかなり期待していきました。
が
サスペンスですな。
期待していた展開とは全く違ったものだったのでちょっと残念。
でも最初からサスペンス映画だと思っていれば面白いかと思います。
でもやっぱりXファイルはね~…
まるで『X-ファイル』シリーズが終わった後日談のような作品だった!
まず感じたことは、本作はまるで『X-ファイル』シリーズが終わった後日談のような作品だったということです。
モルダーは、捜査官から逆に殺人犯としてFBIに追われる立場になり、まるで『HEROS2』での冒頭のピーターのように髭を伸ばし、別人の用に登場。
FBIの要請で超能力捜査への協力をスカリーから求められても、妹を宇宙人に誘拐されたトラウマを持ち出し、もうその世界に関わりたくないという。あのモルダーがですよ!
モルダーがテレビシリーズの後半で宇宙人に誘拐されていた間、モルダーに変わってスカリーが超能力捜査の推進役を務めていたのですか、彼女もあの闇の中を彷徨うようなことはしたくないというのです。
とにかく今回は、徹底した超常現象に対して懐疑的な作品になっています。これでは『X-ファイル』ファンとしてはがっかりする人も出てくることでしょう。
98年の前作では、南極には人間を栄養にし宇宙人を育てるシステムが稼働した基地があったし、大きな組織が関わっていたという設定になっていました。
『X-ファイル』らしい設定としては、超能力を持つ神父・ジョーが登場しますが、彼の能力すら最終的には、あるようなないようなどうともとれる話にしてしまったのです。 結局、ミステリアスな事件に魅せつつ、落としどころは『ソウ』シリーズのような人体を合成する猟奇事件の方へ持って行ったのです。
従って、別物として見た方がすっきりするかもしれません。
もちろんサスペンスとしては、一級の演出があり、ドキドキさせるシーンもあります。でも前作からこの作品は、ビデオを観ていないと登場人物がどういう立場の人間か分かりにくいし、説明もないので立ち上がりでストーリーについて行くのが難しいでしょう。とにかく二人の超能力捜査に対する思いトラウマぶりがどうしてなのかよく理解できませんでした。
前作のラストの方でスカリーがモルダーにプロポーズと受け取れるような告白をしたけれど、二人の友情以上恋愛未満な関係はやや進んで、ベッドで一夜過ごすような仲にはなっておりました。捜査においては、相変わらずぶつかり合う二人でしたが、モルダーがピンチになったとき、真剣に探すスカリーの姿に、やはり愛しているのだなぁと感じましたよ。
副題は「アイ・ウォント・トゥ・ビリーブ」とついています。医者となったスカリーが事件を通じて、「決して諦めないこと」を悟り、自らも難しいオペに取り組んでいくところはちょっと感動しました。
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