エイリアン4のレビュー・感想・評価
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奥深いテーマ
このシリーズを、単なるSFホラー的に観るとか、CGや、その莫大な制作費に見る豪華さ?と言うか懲り方?みたいな作りに注目する人がほとんどではないかと思います。また1度死んだ主人公が再び生き返ってくるあたりなんか、シリーズ化で儲け目的か?のような印象を受けた人も少なくないのでは?しかし、蘇った意味や経緯やストーリーがちゃんと練られていて不自然さが少なく、しかもボクがこの映画で泣くとは思わなかったが涙を流したシーンが、クローン化に失敗して、出来損ないになった何人もの自分を目にし、「殺して」と動けず懇願するもう一人の自分を泣きながら焼き殺す主人公を観た時、涙が溢れて仕方ありませんでした。「単なるSFじゃない。命の意味とか、そういうものも作品に込められてる」と感動しました。
○○○○はエイリアンの夢を見るか?
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シリーズ4作目。
前作の最後で、エイリアンに寄生されたまま溶鉱炉の中に身を投じて死んだリプリー。ところが、200年後にエイリアンを兵器として利用しようとする軍関係者によって、クローン人間として甦ります。
リプリーに寄生していたエイリアンと一緒にクローンを作ったせいなのか、リプリーの体にはエイリアンのDNAも組み込まれていました。もはや、人間でもなくエイリアンでもない存在になってしまったリプリー。
人類の為ではなく、ただ、自分が生き残る為にエイリアンと戦います。
最終的にエイリアンを倒したのは人間でもエイリアンでもないクローン人間であるリプリーだったというのが、なんとも皮肉な感じがしますね。
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