「母性溢れるリプリー」エイリアン2 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
母性溢れるリプリー
面白かった。
最後の最後までドキドキさせる作りは流石でした。
どうせここで来るんでしょ!が当たりまくるんだけど、面白い。
それは緊張感を途切れさせない演出にあると思う。
CGじゃないからエイリアンの動きも遅いし、
なんなら現れるだけで意外と手を出してこない、
手を出してるのは人間の方でぶっ放した銃による
飛び散った酸で自爆してるだけなんじゃないのか?
と思うけど、
音楽と暗がりと炎や煙の演出の見せ方、人間側のパニックの様子が重なって、とても恐ろしく見える。
そして80年代のCGじゃないセットのリアルさが
今にはない臨場感を出して今でも遜色なく
見応え充分でした。
前作からのロボットとの確執も伏線となって、
最後は胸熱な展開でした。
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