劇場公開日 1992年7月25日

「これ観てモンゴルへ行った」ウルガ Chuck Finleyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これ観てモンゴルへ行った

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

映像が素晴らしい
音楽と風の音が素晴らしい
人々の佇まいや遠くを見るその視線が素晴らしい
映し出されるモンゴルの大地には何か強い精神があり、畏怖を感じる。

この最後の感慨の何?を確かめたくて、鑑賞の3年後1995年に大阪からウランバートル〜ハラホリンまで行ってきました。本当に遥かな大地だった。ついでに人生最大の下痢も体験した。夜のオオカミの鳴き声を今も覚えている。
この映画では消えゆくソ連からの影響を大きく、また来たる未来としての日本がほんの少しだけ言及されるが、行ってみたらそれはそのまんま本当だった。観てから30年たっても、まだその時の感覚がよみがえる素晴らしい映画です。

keebirdz