劇場公開日 1981年6月6日

「カントリーミュージックの魅力」歌え!ロレッタ 愛のために jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0カントリーミュージックの魅力

2019年2月9日
Androidアプリから投稿

ロレッタ・リンを演じる、シシー・スペイセクの演技(歌声も)が 素晴らしい
そして ロレッタのソングライターとしての魅力も
(普遍的な問題をさり気なく、語っている)
カントリーミュージックの魅力を 知らしめる映画になった

I'm a Honky-tonk Girl
Blue Moon of Kentucky(Bill Monroe)

が 好きかな
Blue… は ロレッタの父親役の リヴォン・ヘルム
(ザ・バンド)が 歌っていて 独特の声が味わい深い
俳優としても 魅力的だった

ケンタッキーは 今では アメリカで一番、貧しい州になり(当時もか?)
オバマに冷たくあしらわれ、トランプ支持地域である
南北戦争の激戦地であり、貧困の連鎖から抜け出せないでいる

そこから脱出した、ロレッタの夫ドゥーリトル
(ジョーンズ)の 慧眼と行動力にも感服する
軍隊に行き、外の世界を見たせいか

色々有りはするが、ロレッタの成功は
本人の才能の他にも
音楽を愛した父親と 賢明な夫の力も 大きい
脱出したけど、魂は ずっと ケンタッキーにある
というのも よくわかる
楽しかった!
スペイセクの実力を 思い知らされた!

jarinkochie