「子どもの頃の記憶が残っている」ウエスト・サイド物語 作務衣もんさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもの頃の記憶が残っている
いつ見たかも思い出せないくらいの年月が空いての再観賞(たぶん子ども時代の金ローとか)
それでも冒頭の指パッチンと『トゥナイト』のメロディの記憶はおぼろげながら残っていた
それだけでもすごいことだと思わない?
ポーランド系のグループ「ジェッツ」
プエルトリコ系の「シャークス」
二つの不良グループがN.Yマンハッタン島の一角で争い合っていた
そこに吹く恋の風。シャークスのリーダーの妹と、ジェッツの元リーダーが一目惚れからあっという間に恋に落ちたのだ
周りから「やめろやめろ」と言われても二人の熱が下がるはずもなく・・・
知ってる人には今さらだけど今作は『ロミオとジュリエット』がそのまま元になっていて、家同士の対立を不良グループ、そして移民という要素も混じえて現代に置き換えた物語になっている
1961年の今作もさることながら、設定とあらすじがほぼそのままでも通用するシェイクスピアの物語作りの強度に改めて感心できる一本
ミュージカルに抵抗なければ人生一度は体験してみるのも良いものですよ
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