「素晴らしかった」ウィル・ペニー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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主人公のウィル・ペニーが男同士では頼りになるのだけど、奥さんとのお歌の練習での恥ずかしがり方は心の痛さが伝わる。字も書けず、子どもの読み書きをまぶしそうに見ていた。自分なんてと低い自己評価なのだが、そこも含めて魅力的だ。
クライマックスに唐突に現れる仲間が心強い。あんまりかっこよくないアクションが怖くてスリリングでリアルに痛そう。
敵の一家のお父さんの顔が、ひどく憎たらしい。しかも完全に正義だと信じていて、正義を振りかざすので恐ろしい。敵一家の娘は、娘なのか恋人なのか、ちょっと知恵遅れなのか、よく分からなくてぱっと見美女で、怖い。
いろいろハラハラしてすっごく面白い。
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