劇場公開日 1997年4月26日

「赤い砂漠を浮遊する飛行機に、別世界を飛ぶ男と女の姿を見た。」イングリッシュ・ペイシェント 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5赤い砂漠を浮遊する飛行機に、別世界を飛ぶ男と女の姿を見た。

2023年7月5日
PCから投稿

最後に「自分はすでに死んでいる」と男。
その意味、そこから行く処の意味が悲しい。

物語はー。ある女性を愛し負傷した男。
誰もが謎に思う男の語る物語と振る舞い。
その語りが終わる頃、看護師は
男の背負った火傷よりも深い痛みを感じた。

新しい場所へ移動する看護師と
赤い砂漠を浮遊する飛行機、
泳ぐ人の壁画に解放を感じた。



必要以上に長さを感じさせない編集が上手い。

星組