「脚色下手過ぎてでまるで筋書きがわかりません」イングリッシュ・ペイシェント 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
脚色下手過ぎてでまるで筋書きがわかりません
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文芸作品にありがちですが、原作読んでない人には、不倫の話だっていうことと主人公がスパイしてたくらいはわかりますが、人物描写や背景が省かれているので場面が転換する度にどことどう繋がっているのかまるでわからず、下手な電気製品の取説みたいで評価しようがありません。
あまりにもわからないので一時間経ったところで始めに戻って見直してもやっぱりよくわからない。砂漠に集まった白人達ってなんの集まり?とか、看護婦とインド人の恋愛なんて唐突過ぎて、はぁー?でした。。小説読めばちゃんとわかるんでしょうが。観終わってwikiでストーリー読んでやっと何となくわかりましたけど、あの脚本でそこまでわからないだろう、ってカンジですね。
不倫映画というよりも、デフォー君のスパイ捜索サスペンスとして見たほうが面白いのでは?
評価の甘い私にしては数少ないダメ映画のひとつでした。評価は概ね高いようなので、まあ、私には生理的に合わない作品なのかもしれません。
但し、映像的には抒情的で格調高く、アカデミー好みである点はみとめます。
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