「マギー・チャンありき、中身なし」イルマ・ヴェップ RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
マギー・チャンありき、中身なし
ルイ・フイヤード監督の『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団』という1915年の古いサイレント映画があるんですが、
その映画で女優ミュジドラが演じていたイルマ・ヴェップという役を、マギー・チャンでリメイクしようとする話です。
写真も出てくるミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンや、その他の歴代キャットウーマンたち、スカヨハ演じるブラック・ウィドウまで、
このイルマ・ヴェップというキャラクターの身体の線が出る黒いコスチュームのイメージが受け継がれているらしい。
こんなウンチクを知ったのは観たあとでして、観てるときは、どうでもいいような映画業界人の人間模様で、何を観せられてるんだろうと。
うっすら面白い感じで、退屈で退屈で、眠くて眠くて仕方なかった(笑)
最後まで観ても中身がない印象で、あくまでマギー・チャンありきで、よっぽど彼女にホレこんだ映画業界の人間が作ったんだろうと思ったんだけど、
調べてみると、この映画のあとマギー・チャンと監督は結婚してるんですね…(笑)
やっぱり、そういうことだった(笑)
僕は、この映画オススメしません(笑)
この話の中でリメイクしようとしてる映画『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団』は観てみたいですね(笑)
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