「切ない主題歌と、鮮やかな幕引き」いつも心に太陽を うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
切ない主題歌と、鮮やかな幕引き
いまや古典の名作だろう。
シドニーポワチエは抑えた演技で、生徒たちに接していく。学校で起きる問題も時代的で、素朴なもの。ドラッグやセックスに頭を抱える学園ではない。
ひと時代前に、大量に製作された日本のテレビドラマの学園モノは、間違いなくこの作品に強い影響を受けている。だから、ある意味で、「見たことがある」既視感にとらわれるのだ。
それにしても、印象に残る主題歌と、鮮やかなラストは忘れられない。
2020.9.4
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