「教養映画?」いちご白書 助六さんの映画レビュー(感想・評価)
教養映画?
ノンポリだった主人公がデモを見学に行ったら、デモ隊の中に好みの女の子を見かけて何となくデモに加わるといった内容。学生時代にオルグにやってきた革マルの女の子がちょっとかわいかったので、ついふらふらと付いて行ったりした記憶が蘇ったな。
サイケデリックな70年代の雰囲気が画面のそこかしこに刻まれたいて、「ああ、こんな時代だったな」と遠い目をしながら鑑賞。
夏目漱石の「三四郎」や森鴎外の「青年」が教養小説と呼ばわれるのなら、さしずめ教養映画といったところか。
コメントする