「官権の暴力に屈するだけ」いちご白書 重さんの映画レビュー(感想・評価)
官権の暴力に屈するだけ
爽快なテーマ曲から始まった。3回目くらいの鑑賞かな。
ブルースデイヴィソン扮するボート部所属の大学生サイモンは、学生運動を横目で見ながら通学していた。学生たちは革命のためストライキ中であったがサイモンは部活の心配をしていた。それでもサイモンはある日にわかに学生運動に加わった。キムダービー扮するリンダが話しかけて来た。
サイモンはリンダと食料調達で大騒ぎ。気楽な学生運動だ。あの頃の学生運動って何だったんだろう。日本でも新入生が間違ってセクトの部屋へ入ってしまって殺されたなんて事件もあったな。学校側もノックアウトで対抗していたよね。サイモンは勾留されてもどこか楽しそうだ。結局官権の暴力に屈するだけなんだけどね。
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