劇場公開日 1980年3月8日

「まさに世紀の怪作」1941 じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5まさに世紀の怪作

2025年2月27日
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当時20〜30代だった、怖い物知らずで映画オタクで溢れんばかりの才能を持つ映画製作者たちが集まって、乱痴気ホームパーティばりのノリで作ってしまった感じ。
これが楽しめるか否かは、観る者が制作者たちと同化しなければならない。同化するためには、ハリウッド映画が大好き、兵器オタク、下ネタ大好き、女には奥手、そして片手にアルコールは必須。少なくてもシラフで観てはいけません。
スピルバーグのすげえ所はアルコールもヤクもやらないのに、撮影スタジオに入るとそれだけでハイテンションになってしまうという生粋の映画オタクだということ。
結果、一部のマニア以外からは酷評されてしまったのは当然。
でもアンディー・ウォーホルなどの芸術家や、評論家でもロジャー・イーバートやジーン・シスケルなど筋金入りの人たちからは絶賛された。
嫌な事があった時、酒飲みながらこの映画を観ると最高にストレス発散できます。

じゅんぢ