「近未来像は悲観的」1984 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
近未来像は悲観的
政治思想や社会様式とは無関係に強者による独裁と隷属、反乱と革命はまさに人類史そのもの。
映画は情緒的脚色なのでジョージ・オーウェルの原作もしくはネット解説を読む方が虚構の統治制度が整理されている分かりやすいだろう。冷戦下の1948年に1984年の恐怖を描いたようだが同様なテーマは時代が進んでも繰り返し映画に取り上げられている根源的なもの、総じて近未来像は悲観的なものが多いのは残念、束の間でも希望を与えてくれる映画の方が観てみたい。
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