「みじん切りの悲劇」偉大なるアンバーソン家の人々 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
みじん切りの悲劇
アメリカ国立フィルム登録簿作品です。
全体の造りは大河的な「立派な」作品の趣が高いのに、話がブツギリで唐突な展開についていけなかったりして、中途半端な印象を持ちましたが、どうやら3時間の大作を1.5時間に切り刻まれた結果、と知ってなるほどです。
ケーンちゃんに続くウェルズ先輩渾身の第二作は、そんな仕打ちを受けたので散々の出来でした。オリジナルは失われてしまったそうで残念。
黒澤親分の白痴もにたような仕打ちを受けましたが、それでも2.5時間でしたからね。1.5時間じゃあどうしようもないでしょう。
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