「男性三人+女性一人の人生模様」あんなに愛しあったのに SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
男性三人+女性一人の人生模様
イタリア解放戦線の戦士だった三人の男性の戦後30年の人生を縦糸に、イタリア映画への愛情(女優を夢見る女性の人生)を横糸に紡いだ作品。
三者三様に熱くてクセも強いのでw、私なら誰がいいかな…と考えたりして、やっぱり一番普通に幸せなのはこの人かな…という人にマドンナも落ち着いていた。笑
夫に愛されたくて一生懸命だったのに、最後まで振り向いてもらえなかった、伊達男の奥方がとても不憫で、マドンナにずっと未練タラタラの伊達男が一番罪深いと思った。でも、そんな彼も最後にマドンナにキッパリと断られて、自業自得だわとスッキリ。笑
三人の男優さんがそれぞれ個性的で良いし、マドンナ役のステファニア・サンドレッリさんも良かった。
フェデリコ・フェリーニ監督のチネチッタ撮影所でのシーンもあって、こんなに大層に撮ってたんだ、と興味深かった。
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