アンナ・カレーニナ(1998)

劇場公開日:

解説

文豪トルストイの名作『アンナ・カレーニナ』(新潮文庫刊)をもとに、全編ロシア・ロケで構成した文芸大作。監督・脚本は「不滅の恋 ベートーヴェン」のバー ナード・ローズ。撮影は「恋人はパパ ひと夏の恋」のダリン・オカダ。音楽監督は世界的指揮者のサー・ゲオルグ・ショルティで、セルゲイ・プロコイェフ、チャイコフスキーの曲を使用。出演は「女優マルキーズ」のソフィー・マルソー、「スピーシーズ 種の起源」のショーン・ビーンほか。

1998年製作/108分/フランス
原題または英題:Anna Karenina
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
劇場公開日:1998年4月11日

ストーリー

1880年、モスクワ。レヴィン(アルフレッド・モリーナ)は令嬢キティ(ミ ア・カーシュナー)に求婚。キティは若き軍人、ヴロンスキー伯爵(ショーン・ビーン)に夢中だったが、彼はロシア高官カレーニン夫人のアンナ・カレーニナ(ソフイー・マルソー)に一目惚れ。一度はヴロンスキーの愛を拒否したアンナだったが、やがて自らも情熱的な恋のとりこになった。ふたりの仲は社交界の噂となり、カレーニン(ジェームズ・フォックス)の知るところに。一方、再会したキティとレヴィンは結婚。アンナは夫を捨てヴロンスキーの元に走るが、8歳の息子セリョージャのことを忘れられない。カレーニンはアンナとの離婚を拒否。ヴロンスキーとの間にできた子供も流産してしまったアンナは、次第に追いつめられていくのだった。

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映画レビュー

3.0見た。

2023年12月31日
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プライア

3.5どこにでもあるただの不倫の話

2013年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:65点 ストーリー:60 キャスト:70 演出:65 ビジュアル:75 音楽:75  文豪トルストイの代表作であるが、原作は読んだことがない。貴族たちが「若いうちはさんざん遊んで、結婚は恋愛ではなくて地位や家柄で決めないと」「人妻に恋をするのはいいことだ」みたいなことを劇中で言っていて、当時のロシアの貴族社会の価値観や恋愛観とかがいま一つわからない。要は今でもありそうな何か普通の不倫の話に思えた。原作がそういうものなのか、この映画から受けた印象がそういうものなのかはわからない。でも自分には「アンナ・カレーニナ」が世界に絶賛されるほどの素晴らしい物語にも思えなかった。確かに本気で純愛であるからこその苦悩があるが、この程度の話ならばどこにでもありそうな気がする。あるいは不倫や離婚が当たり前の現代社会に生きているからのめり込めないのだろうか。  実際にロシアで撮影された古めかしく威厳のある建物や風景を撮影した技術はなかなかのもので、綺麗な映像を楽しめる。それに合わせるクラシック音楽も絢爛に美しく悲しく上手に雰囲気を作り上げていた。

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