アンドリューNDR114のレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
2024年10月28日TV地上波録画分再見(以前評価:★★★☆☆)
「驚いた!!家族に一台、超ロボットの意外な愛」とのコメントあり。良い印象があったのは背景の未来都市の描き方がとてもノスタルジックで良かった。それと若い時に見た印象と違い手塚の「火の鳥」未来編のロビーと違いより人間に向かう姿勢をどう見るか・・・。ただ全体的には好感が持てる作品であったことには異論はない。(以前は文化放送/日曜洋画劇場)
時の流れを感じさせる長さ〜
出てきたロボットが、当然ながら
ロビン・ウィリアムスそっくりで
その量産型ロボットが
あちこちにいると思うと怖い(笑)
最初の方はロビン・ウィリアムスの
コミカルなセリフや動きが
楽しく観られるけれど
だんだんに人工知能が感情を持つことの
難しさや怖さも感じる。
ただ、ターミネーター的な
怖いロボットになるのではなく、
人間になりたいロボットのお話。
人間とは生命とはなんだろう?
改めて考えさせられれます。
コロナ自粛の時間のある今観るのに良いかも〜。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ちょっと長いかな〜
まあ、ロボットが人間らしい人工皮膚を手にするまで
確かに100年くらいじゃ無理なので
ロビン・ウィリアムスがなかなか生身で出られない。
だからかもしれけど人間の見かけになってからも
どうも長いがする。
自分が恋した女性の婚約パーティーを邪魔するくだりは
もうちょっと端折れたのでは?
まあ、ロビン・ウィリアムスのコミカルな面を
存分に出せるところではあるけれど〜
途中にガラテアという名の女性アンドロイドが出てくる。
ご存知の方も多いと思うけど
ギリシャ神話に出てくる女性の名前で
アンドリューと反対に、人間が彫像に恋をして
神の力で人間にしてもらった女性の名前。
そういうところでニヤッとさせられますね。
私の様にイイ歳して一人暮らしだと
アンドリューみたいなロボットがマジで欲しいわ。
看取ってくれて、後の整理をしてくれたら
別に自分に惚れてくれなくてもイイです(笑)
で、主人公はロボットで死なないから
時間の流れは200年に及ぶ。
始まりは比較的現在に近いので普通の景色だけど
年を追うごとに街の風景が未来に変わって行く。
人々の服装も未来になって行く。
その変わり方も結構、見モノです。
1976年に発表されたアイザック・アシモフの短編小説である『 B...
1976年に発表されたアイザック・アシモフの短編小説である『 Bicentennial Man / 邦訳:聖者の行進』を1992年にロバート・シルヴァーバーグが長編化した原作『 The Positronic Man / 邦訳:アンドリューNDR114』を基に制作されたロボットが人間になることを目指すSFヒューマン映画。
下記2点が気にならない人はこの映画を楽しむことができるだろうと思う。
①ロボットのクオリティ
②窓から落下したことで回路に損傷を来し、結果、ロボットが「人格」という自動性を獲得するという都合の良い設定
SFは都合の良い設定がないと話にならないので、自分的には上記①②を受け入れる事ができ楽しく見る事が出来た。ただRotten Tomatoesの評価は非常に悪いので、世間的には受け入れられない人の方が多いのだろう。現在の映像クオリティでリメイク版を見てみたい映画である。
なお、この映画でも出てくるアイザック・アシモフが提案したロボットが従うべきルール「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」の3つはロボット工学3原則と呼ばれ、単なるSFの小道具にとどまらず現実のロボット工学にも影響を与えたとのこと。
心を癒したい時に観る映画
あったかいファミリーものなのかなぁ…と見始めたところ、中盤に差し掛かったあたりから急展開。
ロボットが人間のために犠牲になる、よくある展開が待ち受けていると思いきや、人間とは?愛とは?を深く考えさせられるストーリーだった。
娘夫婦が離婚してシングルマザーとして育ていたのが印象的で、人間同士だからといって、相手を理解して、繋がりが生まれるわけじゃないんだな、と。
ラストは涙涙。
アンドリューにとって、人間が定めた定義なんて本当は必要ではなくて、自分が自分を認めてあげることが大事で、それが本当に心を持っている証拠なんだと思った。
心がささくれている時に、また見たい映画。
ロビンウィリアムズの作品は義務教育なのでこちらも履修 人間になりた...
ロビンウィリアムズの作品は義務教育なのでこちらも履修
人間になりたいロボットが心身共に人間になっていく様を描いたハートフルムービーですね
ロボットのオケツのフォルムがもっちりでソーキュート
個人的には声に出して笑うことも涙することもなく淡々と見るのみだったので低評価だけど見るに耐えないとかそういうことではないよ
人間とは?
ロボットが人間のように進化するお話。途中内容が、かなり端折られてる感じがしますが、尺の関係上、仕方がないかなと思いました。ロボットのお話ですが、人間とは何であるか?という問いに答えているようで、改めて考えさせられました。20年以上前の映画ですが、AIが急速に発展する現代にマッチしていると思います。3代に渡ってヒロインを務めたエンベスディビッツがとても美しいです。ロビンウィリアムス…とても味のある演技で良い役者さん…とても残念です。
アメリカンアトム
人間になるために、自分で研究し、自分を改造するアンドロイド。他のアンドロイドと同じ規格だったはずなのに、どうしてこんなことになったのだろうか。やはりパパさんの影響かな。
ほのぼのしているけど、マジメに考えると、機械が狂ったとも言えるわけで、本当は怖い映画なのかもしれない。
テレ東の放送を視聴。
人間になることを念願するロボット
人間の本質は不完全性である。善から悪まで無限の幅を持ち、不安定で流動的でアモルフであり有限である。それに対してロボットは限定的でありその限定性のなかで完結しており安定している。
人間は不完全なものであるから完全性を求めるが完全な存在であるロボットが不完全な人間になることを求めるのがこの映画だ。
つまりこの映画では「人間らしさ」という概念が最上位に置かれている。そしてその「人間らしさ」はユーモアや愛や思いやりといった肯定的なものだけで満たされている。実際には「人間らしさ」という概念は不完全性であり、支配欲や攻撃性、残虐性も含むものなのに。
人間らしさを求めるこのロボットは執拗に愛を求めストーカーよろしく最初に仕えた家族の孫娘につきまとう。作者たちの意図に反して名優ロビン・ウィリアムズはそういう不気味さを図らずも体現している。
この映画が作られた20世紀の終盤(1999年)は人類がまだ人間という概念に希望しか見ることを欲しなかった時代でもある。
この作品に登場する人体を模した人工的な腕や臓器などのビジュアルはとてもよくできていて、不完全な人間という概念を超えるものとしてむしろそこにこそ希望があると感じた。
時間の流れを感じさせる長さ〜
出てきたロボットが、当然ながら
ロビン・ウィリアムスそっくりで
その量産型ロボットが
あちこちにいると思うと怖い(笑)
最初の方はロビン・ウィリアムスの
コミカルなセリフや動きが
楽しく観られるけれど
だんだんに人工知能が感情を持つことの
難しさや怖さも感じる。
ただ、ターミネーター的な
怖いロボットになるのではなく、
人間になりたいロボットのお話。
人間とは生命とはなんだろう?
改めて考えさせられれます。
今の様に時間のあるときにじっくり観るのが良い映画です。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ちょっと長いかな〜
まあ、ロボットが人間らしい人工皮膚を手にするまで
確かに100年くらいじゃ無理なので
ロビン・ウィリアムスがなかなか生身で出られない。
だからかもしれけど人間の見かけになってからも
どうも長いがする。
自分が恋した女性の婚約パーティーを邪魔するくだりは
もうちょっと端折れたのでは?
まあ、ロビン・ウィリアムスのコミカルな面を
存分に出せるところではあるけれど〜
途中にガラテアという名の女性アンドロイドが出てくる。
ご存知の方も多いと思うけど
ギリシャ神話に出てくる女性の名前で
アンドリューと反対に、人間が彫像に恋をして
神の力で人間にしてもらった女性の名前。
そういうところでニヤッとさせられますね。
私の様にイイ歳して一人暮らしだと
アンドリューみたいなロボットがマジで欲しいわ。
看取ってくれて、後の整理をしてくれたら
別に自分に惚れてくれなくてもイイです(笑)
で、主人公はロボットで死なないから
時間の流れは200年に及ぶ。
始まりは比較的現在に近いので普通の景色だけど
年を追うごとに街の風景が未来に変わって行く。
人々の服装も未来になって行く。
その変わり方も結構、見モノです。
@お勧めの鑑賞方法は?
配信しか無理ですけどね。
人間になりたいと願ったアンドロイドのアンドリュー。 それは感情を知...
人間になりたいと願ったアンドロイドのアンドリュー。
それは感情を知り、愛を知り、愛する女性と結婚したいというだけではなく、老衰して最後は死ぬことまでも容認した究極の願い。
人間以上に人間らしかったかもしれない。
「リトルミス」が亡くなる時、彼女が幼少期にアンドリューからプレゼントされた木彫りの馬を最後まで手にしていたのは泣けた。
あと、アンドリューが自我に芽生えたのは問題児の長女に窓から飛べと命令され、頭から転落したことがきっかけではなかったか。
徹底的に悪く描かれていた長女だが、あれはファインプレー。
アンドリューというかアンドロイドの悩みと幸せ
イレギュラーとはいえ、想像力豊かなアンドロイドが、良かった。
AIが怖いと煽る作品が、多い中人間として生きたい、そして、死にたいと願う気持ちが複雑ですが良い所だと思いました。あと、やはりロビン・ウィリアムズの演技力の素晴らしさを感じました。
居なくなって寂しい。
DVD200円ゲットシリーズ。人間とは? アンドロイドが感情を抱く...
DVD200円ゲットシリーズ。人間とは?
アンドロイドが感情を抱くように。これはもう人間?いやいや、見かけが違うよね。
人工皮膚やらで見かけも人間そのものに。これで人間?いやいやアンドロイドは死なないよね。
人間とは?命とは?そんなことを考えさせると評価も高い本作。しかしよくよく考えると怖くないか?私は人間?アンドロイドにもなれる?じゃあ人間って何?
私はどちらを選ぶだろう?決まっている。味覚や快楽もあり能力が同じなら永遠の命がある方だ。アンドリューとは逆だな。ところでそれはアンドロイド?人間?(笑)
ロボットが人間へとなっていく話
主人公はロボットだけど、人との出会いと別れを通じて段々と人間になっていく話。
アンドリューは体の設計までも人間となっていき、ロボットと人の境目がわからなくなるように。
これとは対称的なのが、攻殼機動隊。
主人公がほぼロボットの人間?人間とロボットの境目はなにか?
心はどこから来るのか?
愛情はなにか?
考えさせられる映画です。
あったかいロボット
ロボットは感情を持つのか。そういったテーマを含んだ話が凄く好きです。ロマンがあるというか。
ターミネーターやアイ,ロボット、テーマは違うけどスターウォーズも。
今作はハートウォーミングなロボット作品。終始温かみがありました。おもしろかったり、微笑ましかったり。
パパさんが凄くいい人。彼がアンドリューを1人の人間として扱かったから、アンドリューも心を育てていくことになったと思います。
心の証明はできない。それがとてももどかしかったです。
ロボットと人間の違い、ひいては人間の本質を考えさせられます。
アマンダとアンドリューの関係がとってもかわいらしくて癒されました。
ポーシャとアンドリューも王道な感じでツボでした。相手の男性からしたらたまったものじゃないのでそこがすこし気になりましたが、結局はポーシャの気持ち次第なのでセーフということで。
アマンダの息子やルパート、ガラテアなど、脇役にも愛嬌があるのも魅力的。
ほっこりする、いい映画でした。
ロボテック社が開発したNDR114型は欠陥商品だった。人間の感情...
ロボテック社が開発したNDR114型は欠陥商品だった。人間の感情が欠陥によって生まれるのが不自然に感じられ、個性と恋愛感情を一緒にしてしまっているところが不満だった。スピルバーグの『A.I.』を先に見て感動しているものだから、どちらが好きかという論争になるのもしょうがないです。
お父さん(サム・ニール)なんかは早々と人間として認めているような雰囲気があったし、人間らしさよりも「自由」をテーマとしているようだし・・・とにかく、リトル・ミスが死んでしまったら終わってしまうような気がしてしまった。孫娘とだなんて、純愛を感じないし・・・でもラストは感動的。
心温まるシンギュラリティ
ロボットだけど人間になりたい。
予想外!の超当たり作!
「ロボットが心に目覚め、人間を目指す」うん、不穏な香りしかしない。でも違うんです!そんなことは全くない。非常に心温まる作品。
登場人物は皆(だいたい)すごく良い人達。主人公はユーモアがあるし、主人のパパさんもしかり。恋をする彼女も言わずもがな。
皆を愛しているけれど主従関係のままではダメ。自由が欲しい、人間になりたい、愛する人のそばにいたい、そう考える彼の思想は、人間が辿ってきた歴史の凝縮とも言える。
ちょっと性善すぎ?いやいやたまには、心休めないと。
いやはや泣いた
小さい頃に親が観てるのを横から
なんとなーく観てた記憶が…
最近改めて観てみると
あぁなんかなつかしいな〜くらいだったのが
最後は涙があふれ出してとまらなくて…
こんなにいい映画だったなんて…
人間の定義とか、家族の幸せだったり
心に感じるものがあった。
愛が詰まった素晴らしい映画
オープニングクレジットの映像と音楽がマッチしていて、とてもわくわく。
そして、その大きく膨らんだ期待は、その先もずっと裏切られることはない。
くすりと笑えるシーン、心温まるシーン、涙が溢れ出すシーン、どのシーンも大切な宝物だ。
人間とロボットの違いは何か、幸せとは何か、生死とは何か、何度観ても考えさせられる。
そして、場面のつなぎ方がとても美しい。
吹き替えも合っているので、字幕でも吹き替えでも楽しめる。
全23件中、1~20件目を表示