「時代に翻弄された男たち‼️」アンタッチャブル 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
時代に翻弄された男たち‼️
この作品はギャング映画にしては珍しく、勧善懲悪の物語‼️大体ギャング映画というのは、キャラすべてに多少なりとも闇があるものですが、今作の4人の "アンタッチャブル" は清々しいほど正義感に溢れていてクリーン‼️しかし対する世界一のバットの使い手、ロバート・デ・ニーロのアル・カポネの残忍キャラが凄まじすぎる‼️さすがデ・ニーロ‼️そんな "アンタッチャブル" とアル・カポネ軍団による仁義なき戦い‼️デ・パルマ監督の素晴らしい演出と、エンニオ・モリコーネの切なくも勇壮な音楽‼️郵便局での初手柄、カナダ国境での馬を駆っての銃撃戦、駅の大階段でのアクション、屋上でのネスVS殺し屋など、ワクワクするアクションシーンが満載‼️特に大階段のシーンは元ネタの「戦艦ポチョムキン」にはさすがに及ばないのですが、乳母車の扱いや、狙いをつけるアンディ・ガルシアのストーンのカッコ良さがたまりません‼️冒頭、爆弾の犠牲になる女の子‼️あの健気な表情が忘れられない‼️そしてコネリーのマローンが自宅を襲った殺し屋をとっちめて追い返そうとした途端、殺し屋の仲間に乱射されて倒れるシーン‼️吐血で喉を枯らしながらネスへ語りかけるマローンの死に様は涙なくしては観られないですね‼️さすがショーン・コネリー‼️ただラスト、禁酒法が撤退され、「一杯やるよ」というネスのセリフ。カポネとの戦いで多大な犠牲を払ったんだから、もう少し悔しさを滲ませる演出が欲しかった‼️元ネタがテレビドラマだからでしょうか⁉️ちょっと単純ですね‼️
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