劇場公開日 1987年10月3日

「俳優中心の作品」アンタッチャブル Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5俳優中心の作品

2017年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )

 暴力団を追い詰める捜査官の活躍を描く。現実の話とは多少違うようだが、そこは映画なので気にしない。

 役者が良い。この頃のケビンコスナーが若くてすっきりした体型で格好良い。ショーンコネリーは渋い。活きがいい若者役のアンディーガルシアは出世作となった。デニーロは頭髪を抜いて役作りをして頭を殴った。
 円卓のデニーロの突然の行動・コネリーの自白を引き出す機転・駅の階段の場面と、見所のある場面があり楽しめる。

 物語も単純でわかりやすいが、もうちょっとどう捜査をしていったかという場面に力を入れていればより自分の嗜好にあった。登場人物の行動と人物像が場面場面で描かれそれが中心になりすぎて、捜査の実態はおざなりになっている。

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Cape God