劇場公開日 1987年10月3日

「ブライアン・デ・パルマ✖️エンリオ・モルコーネ=たっぷりケレン味」アンタッチャブル AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ブライアン・デ・パルマ✖️エンリオ・モルコーネ=たっぷりケレン味

2017年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アンタッチャブル、80年代にビデオ、テレビで何度も見て、大好きな映画でした。このたび初めて映画館で鑑賞しました。ブライアン・デ・パルマ✖️エンリオ・モルコーネ、素晴らしい!もう本当にケレン味たっぷりで、デ・パルマの相変わらずのトリッキーなカメラ!
冒頭のカポネの天井からのカット、ショーン・コネリーの家での犯人のPOV、言わずもがなの階段シーン。素晴らしきデ・パルマワールドでした。
でも今回の発見はそれを誘いまくるモルコーネサウンドとアルマーニの衣装でした。
ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス、そしてロバート・デ・ニーロが見せ場たっぷりでカッコ良いのは十分わかってましたが、その服装のカッコいいこと!
そう言えば、80年代はリチャード・ギアの出世作、アメリカン・ジゴロでもアルマーニは話題になっていたことを思い出しました。
そして何よりモルコーネのサウンドがこの映画を輝かせていたと確信しました。

ブライアン・デ・パルマ、キャリーを見てからもう40年、3年前に観た新作まで、一貫して変わらないデ・パルマワールド!ケレン味と臭さを併せ持ちますが、好きです。

AKIRA
kazzさんのコメント
2021年4月30日

日本ではバブルの時代、男たちはスーツで遊んでました。
アルマーニと言えば、五木ひろしに「着ないでくれ」と依頼してきたって話がありました。

kazz