「自由の国アメリカ」アンジェラの灰 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
自由の国アメリカ
大恐慌の影響での貧乏生活・・・それ以外にも父親が赤ん坊のご祝儀までも酒代にしてしまうだらしない生活。そんな中でも子どもたちはいつの時代でも純粋。貧乏な暮らしの中にあっても、娯楽の王様映画は健在だった。
階段上に置いてあるバケツに親子で小便するシーンが頭に残ってしまった。。。貧乏の中にあっても笑えるシーンを取り入れようとしてあるのだが、これがまた笑えないんですよね。
1930年代、一家の息子の一人フランキーの青春物語なのだが、後半渡米したいという一心で強欲ババァから金を盗んでしまう。しかし、そのままアメリカへ。この時代の特徴である戦争については全く触れずにいることが不自然。小さな贖罪はあるものの、母親を殴ったことは懺悔しただけ、金を盗んだことには何も触れない。これで自由の国で新しい人生を送ってもどうかなるのか?何を言いたい映画なのか、最後にはわからなくなった。ま、自伝だからなぁ・・
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