雨に唄えばのレビュー・感想・評価
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雨に唄えば心は晴れる。アイム・ハッピー・アゲイン!
娘を最初に映画館へ連れて行ったのは3歳の時、「トイ・ストーリー」だった。
大人しく映画を観ていられるか心配だったが、最後まで喜んで観ていた。
幼稚園くらいの時に良く観ていたのが「雨に唄えば」だった。ドナルド・オコンナーの「make 'em laugh」がお気に入りで、VHSのテープをそこだけ何度も観ていた。
そんな娘も30歳を過ぎたが、今でも年に1、2度は一緒に映画館へ行っている。
3月20日(木・祝)
午前10時の映画祭で「雨に唄えば」をやっているから行こう、と娘に言われて一緒に池袋グランドシネマサンシャインへ。
1927年の無声映画からトーキーに変わるハリウッドを舞台にした映画製作の裏側のドタバタ劇は何時観ても楽しいし、面白い。
3人で踊る「Good morning」の楽しさ、ドナルド・オコンナーとのコンビネーションの妙、ジーン・ケリーのエネルギッシュで力強いダンス、シド・チヤリッシとのダンスのダイナミックなカメラ・ワークと風を使った見事な演出。
しいて言えば、「ビューティフル・ガール」や「ブロードウエイ・メロディ」の取ってつけた感だが、3人が一緒にロープを引けばそんな事はどうでも良い。
「いやぁ、何時観ても、何度観ても面白いねぇ」娘の意見には激しく同意だ。
劇場鑑賞済、VHS、LD、DVD、TV放映鑑賞複数回
気軽に観れて元気をもらえる映画
午前10時の映画祭で鑑賞。
朝早くからでも眠気を吹き飛ばすほどの元気をもらえました。
主役の3人のタップダンスがとてもかっこよかった。
映画史上一番カッコいいタップダンスかもしれない。
特にドナルド・オコナーさんの足さばきが軽快でとても素早く、見ていて気持ちが良かった。
劇中の映画監督が苦労するシーンは久しぶりに映画館で吹き出してしまうほど面白かったです。
昔の監督たちにも同じような制作の苦労があったのだろうと感じました。
作品の時間が1時間40分とほんの少し短めですが
(良い意味で)体感2時間半くらいの満足度でした。
自然と元気になれる一作‼︎
あんまり前情報入れずに映画館へ観にいきました‼︎
映画館には僕とあと1人の2人だけでゆったり観れました。(でももっと多くの人に映画館で見て欲しいな…)
こんなに笑えるミュージカルコメディだったとは‼︎
ミュージカルシーンはCGとかは無く、
さらに序盤と中盤のシーンはカットも少なかったです
ですが、生身の人が美しい曲と共にキレキレで踊る姿は今の映画とは違う迫力がありました‼︎
有名な雨の中のミュージカルシーンは傘と帽子と雨でここまで迫力が出るのかと衝撃を受けました‼︎
最後に傘を持っていない人に傘を渡すシーンがすごい大好きです‼︎
コメディシーンもとても笑えます‼︎
演出的な笑いもあるけど
キャストの方々の演技や、顔芸がさらに笑いを生んでいます‼︎
公開から約70年経ちますが、今観ても色褪せない作品です。
70年経った今でも多くの人に感動を与えていると思うと映画って本当に素晴らしいなと感じます。
あと映画って最初は無声だったとは知りませんでした‼︎
こんなにも素敵な作品だとは知りませんでした。
雨の中で男性が唄っているシーンは知っていましたが、こんなにも素敵な作品だとは思っていませんでした。
音楽、ダンス、色彩、キャスト、全てが素晴らしい作品でした。
ジーン・ケリー、ドナルド・オコナーのタップダンスの競演シーンが圧巻!
デビー・レイノルズの笑顔がとても魅力的でした。
とても楽しい気持ちになれる作品。
NHK - BSを録画にて鑑賞
映画転換期とミュージカル満載で凄かった
・吹替で表に出られなかった人たちへ向けて作られたのかと思ったらとても良かった。
・リーナが嫌われてる中、強かにふるまっていたのが良かった。
・リーナが態度も悪く、言葉遣いと地声が高めでトーキーにしていくって流れがとても面白かった。
・トーキーへ無声映画を急遽変更してマイクを仕込む作業に四苦八苦しているスタッフが良かった。服に大きなマイクを仕込んだり、植え込みにとか。考えたことなかったので良かった。
・ミュージカルシーンが素晴らしかった。
・とにかく前向きに事を行おうって気持ちにしてくれる映画だった。
・ラストでスピーチしたらバレるに決まってんじゃんと思いつつスピーチしてしまうリーナが良かった。吹替を観客に一発で示す演出も良かった。
・レオンの作中で観てた映画と思って観てたら違っていた。
Gotta dance! 圧巻のタップダンス!
ミュージカル映画で有名な「雨に唄えば」。さすが映画史にその名を残しているだけあって圧巻のダンスでした。もう足がどう動いてるのか目で追えないぐらい素晴らしいダンス。レベル高いわぁ。
まぁストーリーは置いといて、やっぱり見所は楽曲とダンスでしょう。超有名な「Singing in the rain」は言わずもがな、「Good morning」や「Moses」も良かったですね。ジーン・ケリーもドナルド・オコナーもキレッキレのダンスで魅了されます。デビー・レイノルズってレイア姫のお母さんなんや!そう言われればどことなく似てるかも?「スターウォーズ」も古典なのに更に古くって今でも上映されるってだけでも、いかにこの作品が世代を越えて愛されてるかが分かりますね。
今更なんですけど、トーキー映画って音声があるtalkingから来てたんですね。今では映画は音声あるのが当たり前な感じがしてて、「トーキー映画」って単語を聞いた事があっても今一つピンと来ていなかったのが、本作を観て「あ、そう言えば映画って最初音声なかったんだっけ」と改めて気が付きました。
当時トーキー映画を拒否してた人々って、今でいうならCG映画を毛嫌いしてる世代の人のようなものでしょうか?きっとこの先はVR映画とか出てくるでしょうし、それを嫌う人も勿論出てくるわけで。技術に着いていけずに拒否してしまう人々っていつの時代も一定数いるものだなぁっと感じました。
だからと言って作品の素晴らしさが損なわれる訳でもないので、観ていて純粋に楽しめる本作。映画好きなら一度は観てても損はないですよね。
映画の楽しさが詰まっている!
名作の再演上映で鑑賞。
ものすっごく楽しかった!!!
名作と言われてるからまあ「面白いんだろうな」くらいには思ってたんだけど、予想をはるかに越えていた。
映画って総合芸術なんだ!って思い出した。
個人的に印象に残った点。
・ドンとコズモのふたりの歌と躍りのシーンがもう「エンターテイナーとはこのふたりのための言葉や!」と心が踊りまくった。たぶん素人目に見てもすさまじいことをしてるのに、息もピッタリ、ダンスもキレキレ、歌もうまい。何より楽しそう!
あれカット入れずに長回しで撮ってるよね?圧巻だった。ワクワクが止まらなかった!
・衣装が、セットが、みーんなお洒落ですごく可愛い!エキストラみたいな方までみんなお洒落!ペアのダンスパートは2人セットでコーディネートされてるのが素人目でもわかる。今の映画はリアル志向で普段真似できそうな衣装が多いけど、この映画の衣装は、まさに「衣装」だった。日常で一般の人が着るにはお洒落すぎる。でもすっごく素敵だった!
・ユーモアが全然古くない。ドンたちのトーキー映画試写会ver.は劇中の観客と一緒に爆笑。うまくいかなさ具合がリアルすぎてめちゃくちゃ笑った。
ドンとコズモの皮肉なもの言いも何度もクスリとさせられる。
・高飛車女優のリナがめちゃくちゃわかりやすく嫌なやつなんだけど、ちゃんとキャシーとドンが結ばれるラストの痛快さも良い。社長とドンとコズモが笑いながら幕を上げるシーンはすごく勧善懲悪的なカタルシスがあった。
・あと音楽!サントラ絶対聴こうと思った。有名な「雨に歌えば」以外もみんな素敵な曲だった。
また何度も観たい作品だ。
個人的推しはコズモ!!
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
映画「雨に唄えば」(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督)から。
原題は「SINGIN 'IN THE RAIN」、曲を聴けばすぐわかる。
あっ、あの曲か・・と誰もが一度は聴いたことがあるはずだから・・。
しかし、どんなシーンがきっかけだったんだろうと思い出せなかった。
そこで、もう一度、DVDで観ることにした。
主人公・ケリーがどしゃぶりの雨の中、キャシーへの愛を歌い踊る場面。
その前に、2人が交わした会話が、今回の気になる一言。
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
そう言って別れた後、彼は「SINGIN 'IN THE RAIN」を歌い踊る。
映画でなければ言えないような台詞、私はけっこう好きかもしれない。
昔の映画は、ストーリーが単純だけど、安心して観ていられるし、
ミュージカル映画って楽しいな・・と最近思えるようになってきたのは、
やはり、曲とストーリーがセットになって蘇ってくるからだろうか。
年末年始、春休み、夏休み、子ども向けの映画が増える間、
私は、名作にハマりそうである。(汗)
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