雨に唄えばのレビュー・感想・評価
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これぞ不朽の名作。もう何度も観ている大好きな映画だけど、今回はじめ...
これぞ不朽の名作。もう何度も観ている大好きな映画だけど、今回はじめて「雨に唄えば」のシーンで涙が出てきた。これはどういう感情なんだろう…。映画館で観るのは8年ぶり。改めて観ると『ラ・ラ・ランド』の大半はこの映画へのオマージュだなぁ。監督・主演のジーン・ケリーはもちろん、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズ(『スターウォーズ』キャリー・フィッシャーのお母さん!)、シド・チャリシー、まだちょい役だったリタ・モレノ(『ウエスト・サイド物語』で助演女優賞受賞)、見どころがたくさん!嫌われ役を演じたジーン・ヘイゲン(本作でアカデミー賞助演女優賞ノミネート)の努力も忘れてはならない(リナの吹き替え後の声は実は本人の声)。数々の名曲、歌にダンス、色彩豊かな舞台美術や衣装、目も耳も思う存分楽しませてくれる唯一無二のミュージカル映画。
2025.3.20 グランドシネマサンシャイン
2017.6.24 シネマヴェーラ
●ミュージカル映画の最高傑作。
僕には太陽が見える。
これを見るまで、ミュージカルなんて・・・と─。
ミュージカルなんて違和感の塊、そう思っていた固定観念をぶち壊してくれたエンターテインメントです。見事な笑い、見事な身体能力、見事なストーリー、これを超えるミュージカルは皆無だと思います。「踊る大紐育」も素晴らしいとは思いますが、流れるような笑いと展開はこの作品の比ではありません。
ドナルド・オコナーとデビー・レイノルズも最高のパフォーマンスで、3人が織りなす絡み合いは絶品です。
この作品をきっかけにミュージカルも見るようになるのですが、これ以外の作品は総じてどこかしらに歌い出すタイミングに違和感を覚えてしまいます。それぐらいこの作品はミュージカルとして完璧なのかもしれません。とはいえ、「シェルブールの雨傘」なんかは終始違和感を覚えますが、素晴らしい作品で、偏見無く色んな作品と向き合うきっけかを作ってくれた重要な作品です。
やっぱり、すごい!
ミュージカルは苦手だったけど。
主役三人の圧倒的なダンス、ユニークな歌、華やかなダンサー達、これぞミュージカル!ミュージカルのわざとらしいノリはどうも苦手…な人でも、人間離れした、卓越したダンスに驚くでしよう。アメリカ映画の一番良い時代の空気を感じます。
ふーん
王道かっこええ映画
愉しいことは映画の醍醐味
最高のミュージカル映画!
雨の中で唄って踊って感情を表現
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 75
通常はミュージカルは不自然に感じて好きになれないのだが、「雨に唄えば」の場面は音楽の良さもあってなかなかいい。虚飾に彩られた厳しいエンターティメントの世界において、自分のみすぼらしい過去を嘘で固めて華やかなものとして紹介する自虐的な部分なども哀愁を帯びつつも少し可笑しい。娯楽産業の表と裏の顔の両面が皮肉もこめて面白く描かれていて、全体的に軽いのりで見られる。いい人とそうじゃない人がはっきりしていて、その人たちの結末がどうなるかも当時の物語の王道。
時代が求めた名作
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
映画「雨に唄えば」(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督)から。
原題は「SINGIN 'IN THE RAIN」、曲を聴けばすぐわかる。
あっ、あの曲か・・と誰もが一度は聴いたことがあるはずだから・・。
しかし、どんなシーンがきっかけだったんだろうと思い出せなかった。
そこで、もう一度、DVDで観ることにした。
主人公・ケリーがどしゃぶりの雨の中、キャシーへの愛を歌い踊る場面。
その前に、2人が交わした会話が、今回の気になる一言。
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
そう言って別れた後、彼は「SINGIN 'IN THE RAIN」を歌い踊る。
映画でなければ言えないような台詞、私はけっこう好きかもしれない。
昔の映画は、ストーリーが単純だけど、安心して観ていられるし、
ミュージカル映画って楽しいな・・と最近思えるようになってきたのは、
やはり、曲とストーリーがセットになって蘇ってくるからだろうか。
年末年始、春休み、夏休み、子ども向けの映画が増える間、
私は、名作にハマりそうである。(汗)
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