雨に唄えばのレビュー・感想・評価
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●ミュージカル映画の最高傑作。
まさに名作。原色あふれる衣装は、古き良きアメリカ。
世は無声映画からトーキーへ。踊り出す名優たちに釘付けになる。観ていてホント楽しい。
ラスト、ふたりだけのダンスは圧巻だ。また、舞台挨拶も楽しくさせてくれる。
よくわからんけど、これどうやって撮ったんだろってシーンもあり。50年以上も前に、先人たちが、考えて考えて考えぬいた作品なのだろう。脱帽だ。
僕には太陽が見える。
唄えばハッピーです。
ミュージカル映画は始めてではないですが、少し昔の、それが確立されていた時のものは始めてかもしれない。
ミュージカルのシーンはさすが、素晴らしかった。特に踊りが良かった。人ってこんな軽妙に動けるんだなぁ、と感心しました。
ストーリーは特筆するところも無いし、正直退屈な所も多かった…決してつまらなくは無いんだけど。たぶん昔との感性の違いみたいな所じゃないかなぁ…早く終わらないかな、とも思ってしまいましたが、最後はなんだかんだ、感動した!
これを見るまで、ミュージカルなんて・・・と─。
ミュージカルなんて違和感の塊、そう思っていた固定観念をぶち壊してくれたエンターテインメントです。見事な笑い、見事な身体能力、見事なストーリー、これを超えるミュージカルは皆無だと思います。「踊る大紐育」も素晴らしいとは思いますが、流れるような笑いと展開はこの作品の比ではありません。
ドナルド・オコナーとデビー・レイノルズも最高のパフォーマンスで、3人が織りなす絡み合いは絶品です。
この作品をきっかけにミュージカルも見るようになるのですが、これ以外の作品は総じてどこかしらに歌い出すタイミングに違和感を覚えてしまいます。それぐらいこの作品はミュージカルとして完璧なのかもしれません。とはいえ、「シェルブールの雨傘」なんかは終始違和感を覚えますが、素晴らしい作品で、偏見無く色んな作品と向き合うきっけかを作ってくれた重要な作品です。
やっぱり、すごい!
何度見ても素晴らしい。
もう60年以上前に作られたのに未だに色あせない映画です。
脚本、演出、演者とも素晴らしいが、何より見るものを飽きさせないリズムが素晴らしい。
見ていて時間を忘れるとはこういうことを言うんだと思います。
こんな映画はこれからもできないのではないかと思う素晴らしい映画です。
ミュージカルは苦手だったけど。
主役三人の圧倒的なダンス、ユニークな歌、華やかなダンサー達、これぞミュージカル!ミュージカルのわざとらしいノリはどうも苦手…な人でも、人間離れした、卓越したダンスに驚くでしよう。アメリカ映画の一番良い時代の空気を感じます。
ふーん
感性が腐ってるからなのか、時計じかけのオレンジを観た後だからなのか、とても退屈に感じた。
さすがに「雨に唄えば」のあのシーンは清々しかったけど。
そりゃこの時代に"Johnny B.Goode"なんて歌ったら みんなビックリしますね笑
王道かっこええ映画
Singing in the rain〜♬
とにかく、唄とダンスが最高ーーー!!昔のラブロマンスに素敵な唄とダンス付き。言うことなし。ストーリーが面白いというよりかは、役者さんが魅力的でついつい魅入ってしまう感覚。特に、主人公の友人のキレキレな動きは必須(笑)雨の日についついあの有名な曲、口ずさんじゃう。
愉しいことは映画の醍醐味
ジーン・ケリーの唄う名シーン! 存分に堪能させてもらいました! 街灯に飛び乗るその瞬間、画面に喜びが溢れていました! 語り継がれるべき名シーンだと思いました。
そして、何より、みんな芸達者ですね。それこそ、唄って踊れて演技もできる。それで映画って出来ちゃうじゃんって気がしました。こういう発想の映画は、残り続けて欲しいなって思います。
全体的には、ちょっと絵がうまくないかなぁ、なんて思いまして…名作だけど3.5点ってことでご勘弁を。
最高のミュージカル映画!
これを観て前向きになれない人はいないはず!数あるミュージカル映画の中でも特に明るく、事件の内容も暗すぎず、何と言ってもジーン・ケリーが雨の中歌う『雨に唄えば』は、映画史に残る名場面になりましたね!
色彩が鮮やかで、まるで異世界に迷い込んだかのような映像を楽しむことができるのも醍醐味です。それを支えるドナルド・オコナーは素晴らしいの一言です。彼の表情、動きを見るだけで自然と楽しくなります!いわゆる悪役というのも存在はしますが、まぁ憎めませんね。むしろ物語のバランスを上手く保っている気がします。
どこか悲しく、悪いイメージがある"雨"に対する考え方を覆した一本とも言えるでしょう。
雨の中で唄って踊って感情を表現
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 75
通常はミュージカルは不自然に感じて好きになれないのだが、「雨に唄えば」の場面は音楽の良さもあってなかなかいい。虚飾に彩られた厳しいエンターティメントの世界において、自分のみすぼらしい過去を嘘で固めて華やかなものとして紹介する自虐的な部分なども哀愁を帯びつつも少し可笑しい。娯楽産業の表と裏の顔の両面が皮肉もこめて面白く描かれていて、全体的に軽いのりで見られる。いい人とそうじゃない人がはっきりしていて、その人たちの結末がどうなるかも当時の物語の王道。
時代が求めた名作
言わずと知れたこのミュージカルの名作は、「幸せ」という言葉がピッタリなほど底無しに明るい。
たった40年たらずで大衆で最も人気のある芸術、娯楽となった映画にトーキーの到来、誰もが上を向いていた時代。
そして、この作品が作られた50年代、ハリウッドの黄金期の到来。
そんな時代には雨さえも楽しい。
まさに時代が求めた一作だ。
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
映画「雨に唄えば」(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督)から。
原題は「SINGIN 'IN THE RAIN」、曲を聴けばすぐわかる。
あっ、あの曲か・・と誰もが一度は聴いたことがあるはずだから・・。
しかし、どんなシーンがきっかけだったんだろうと思い出せなかった。
そこで、もう一度、DVDで観ることにした。
主人公・ケリーがどしゃぶりの雨の中、キャシーへの愛を歌い踊る場面。
その前に、2人が交わした会話が、今回の気になる一言。
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
そう言って別れた後、彼は「SINGIN 'IN THE RAIN」を歌い踊る。
映画でなければ言えないような台詞、私はけっこう好きかもしれない。
昔の映画は、ストーリーが単純だけど、安心して観ていられるし、
ミュージカル映画って楽しいな・・と最近思えるようになってきたのは、
やはり、曲とストーリーがセットになって蘇ってくるからだろうか。
年末年始、春休み、夏休み、子ども向けの映画が増える間、
私は、名作にハマりそうである。(汗)
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