雨に唄えばのレビュー・感想・評価
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THE ENDのその先
頭を空っぽにして往年の名画を堪能するつもりだったのに、横溝正史の『悪魔の手毬唄』が頭の片隅にチラついて、THE ENDの先にあるリナの復讐劇を思わず想像してしまった。
ジャンルが全く違うため考えてみたこともなかったけれど、改めて観直すと、サイレントからトーキーへの転換期の悲喜劇という点で両作は大変よく似ている。考えてみれば、『悪魔の手毬唄』のヒロインの名前はリカ、リカの夫源治郎(を含む弁士たち)について「ドン・ファン的人物」という表現もある。『雨に唄えば』の日本公開は1953年、『悪魔の手毬唄』の初出は1957〜1959年。明示的なパロディだったのだろうか。
それにしても、仮に『悪魔の手毬唄』が『雨に唄えば』を踏まえていたとするならば、トーキーの興隆とともにスターの座を追われた憎まれ役のリナに悲劇の萌芽を見出し、彼女にスポットライトを当てた横溝は、慧眼だ。
個人的に微妙だった
ダンスシーンはとてもよかった!
でもストーリーなどは…私は面白いとは感じなかった
つぎはぎすぎない?
悪役というか引き立たせ役のリーナもかわいそうだし
でも役者たちの演技は素晴らしい!
ミュージカルの最高峰はちょっといいすぎだと思う
個人的にだけど
ほぼタップダンスだよね
有名な雨の中に唄うシーンの歌より、グッモーニン♪グッモーニン♪の歌の方が好き
職人技としか言いようのないタップダンスに釘付け。 コメディ、ロマン...
職人技としか言いようのないタップダンスに釘付け。
コメディ、ロマンス、ミュージカル、いっぱい詰まってラストまで一気に駆け抜けた102分。最上の一本になりました!
たまに見たくなる♪
スタントマンとして活躍していたドン(ケリー)。実際は宣伝用に婚約者と言われていただけにすぎなかったが、ファンから逃れて飛び乗った車の運転手キャシー(レイノルズ)に俳優業をバカにされた。舞台女優をやっていた彼女に会った直後に、トーキー映画の存在に驚く。その披露ぱーてぃのケーキから飛び出したキャシーに親友のコズモと一緒に次世代のスターに担ぎ出そうとする・・・
メイク・ラフ、グッド・モーニング等々、雨に唄えば以外にもいい曲がいっぱい。「闘う騎士」を「踊る騎士」に変えることになったが、リナの代わりにキャシーの声での吹替えを思いつくシーンのドナルド・オコナーの口パクがむちゃ笑える。その他笑えるシーンが多すぎ。それにしても、レビューで散々だったのに、6週間後に間に合わせることを思いつくってのもさすがハリウッドだなぁ。
1920年代のトーキー映画に変貌をとげる映画界も苦労が絶えなかったのだろうと想像できる面白い内容。冒頭のスタントシーンとか、ドナルド・オコナーのほうが凄い踊りを披露したことも賞賛に値する。ピアノも弾くし脚本も書くなんてマルチな芸人ぶりが凄かった。
いくらプレビューでもあんなに酷い映画を公開するのだろうかという疑問と、雨の中でのシーンで、ケリーが見知らぬ人に傘をあげるシーンが謎だ。
何度見ても楽しい宝石の様な映画
「午前10時の映画祭」で上映される度に毎回観てるんだけど
何度観ても、飽きないし楽しいし映画館で観ないと勿体無い!!
ミュージカルはイマイチという人もいるようですが
これほどの歌とダンスを一回も観ないなんて
なんと人生、お気の毒な〜〜(笑)
フィギアスケートとかシンクロナイズドスイミングを観る様に
一種のアスリートの演技として観てみると良いですよ
圧巻はジーン・ケリーと相棒のドナルド・オコナーが魅せる
まるでアクションのようなアクロバティックなダンスの数々!
ほとんどカット無し!!
今時のブレイクダンスとは違って
タップ、バレエやソシアルダンスの要素も詰まっているので
そのスキルの半端な無さ!
いや〜、今これができるダンサーがどのくらいいるだろう?
雨の中のダンスシーンが有名だけど
私が一番好きなのは、主人公ドンが新作映画に取り入れる
ブロードウエイメドレーの中の階段でのダンスシーン!
当時、ジーン・ケリーと並ぶ二大スターの
フレッド・アステアとも名コンビだったシド・チャリシーとともに
ドレスの裾の長い長い真っ白なトレーンを風になびかせて踊る二人。
6メートル以上ありそうな長いトレーンが一瞬も床に触れることなく
風になびいている〜〜。それは、かなりの風圧の中
それに耐えてのダンスシーンだからものすごく大変だと思うのですが、
ジーン・ケリーもシド・チャリシーも見事に踊りきる〜〜美しい〜
「ラ・ラ・ランド」の二人もそれなりに頑張って居たけれど
本家を観ちゃうと、正直、やっぱパロディーはパロディーよね(笑)
映画好きなら黄金期のハリウッドミュージカルの知識として
文句なくこの映画「雨に歌えば」と
フレッド・アステアの「バンドワゴン」位は観ておきたいものです。
@もう一度観るなら?
「何度でも映画館で観たい!!できれば今度は爆音で!!」
スター
午前十時の映画祭で鑑賞。初めて大画面で観ることができて感動。数少ないDVDで見返す映画の一つ。
ダンスシーンは、ひたすら足元に目が行ってしまいます。足さばきに惚れ惚れします。
キャシー役のデビー・レイノルズはひたすらかわいい。かわいいだけじゃなくて、ジーン・ケリーとドナルド・オコナーに見劣りしないダンスと歌♪観なくていいシーンがない。眠たくなるシーンがない。思わず口ずさんだり足でリズムを取りたくなったりします。
3人ともオーラがあるんです。スターなんですよ。芸もあるし、ビジュアルもいいの!
ミュージカル苦手な人に押し付けようとはしないけれど、苦手じゃない人には全員見て欲しい。
愛が大きすぎて、レビューになりませんでした…
素敵
午前十時の映画祭で鑑賞
ヒロインが可愛い!
めちゃくちゃ可愛い!
ラブコメだし、ミュージカルだし、楽しい映画。
歌わないで、ダンスだけのシーンがめちゃくちゃ長くて退屈してしまったけど、、
何故歌わないシーンがあるんだろうか…
そのシーンで評価下がってしまったけど、
歌が凄くよかったー!
もちろん雨に唄えばもいいけど、グッモーニンの曲がすごい好き
Gotta dance! 圧巻のタップダンス!
ミュージカル映画で有名な「雨に唄えば」。さすが映画史にその名を残しているだけあって圧巻のダンスでした。もう足がどう動いてるのか目で追えないぐらい素晴らしいダンス。レベル高いわぁ。
まぁストーリーは置いといて、やっぱり見所は楽曲とダンスでしょう。超有名な「Singing in the rain」は言わずもがな、「Good morning」や「Moses」も良かったですね。ジーン・ケリーもドナルド・オコナーもキレッキレのダンスで魅了されます。デビー・レイノルズってレイア姫のお母さんなんや!そう言われればどことなく似てるかも?「スターウォーズ」も古典なのに更に古くって今でも上映されるってだけでも、いかにこの作品が世代を越えて愛されてるかが分かりますね。
今更なんですけど、トーキー映画って音声があるtalkingから来てたんですね。今では映画は音声あるのが当たり前な感じがしてて、「トーキー映画」って単語を聞いた事があっても今一つピンと来ていなかったのが、本作を観て「あ、そう言えば映画って最初音声なかったんだっけ」と改めて気が付きました。
当時トーキー映画を拒否してた人々って、今でいうならCG映画を毛嫌いしてる世代の人のようなものでしょうか?きっとこの先はVR映画とか出てくるでしょうし、それを嫌う人も勿論出てくるわけで。技術に着いていけずに拒否してしまう人々っていつの時代も一定数いるものだなぁっと感じました。
だからと言って作品の素晴らしさが損なわれる訳でもないので、観ていて純粋に楽しめる本作。映画好きなら一度は観てても損はないですよね。
やっぱりミュージカル映画はこうでなくっちゃ!
午前十時の映画際にて視聴。意外と若い人も居てびっくりした。
映像はデジタル・リマスター盤なので超綺麗。観やすい。(帰って安いDVD版観比べたら雲泥の差。)
映画館に観に行って良かった。
サイレント(無声・無音)映画からトーキー(有声・有音)映画に切り替わる頃のハリウッドを面白おかしく映画にしている。
この頃の時代変化によく目を付けたと思う。
そしてみんな踊る!歌う!うまい!!。
特にジーン・ケリーとドナルド・オコナーの2人ダンスは必見である。
唯一のマイナス点はラスト前にジーン・ケリーがトーキー映画の修正提案の後、追加提案する映像シーン。
13分にも及ぶ「ブロードウェイ・メロディ」
要らないかな。分かりづらい。
脚本も面白い。ダンスもすごい。ミュージカルもすごい。「グレイテスト・ショーマン」を大絶賛している方は特にオススメします。(古臭くて論外なんて言ってたら、にわかミュージカル映画ファンになっちゃうぜ。)
カメラワーク、カメラ割りに誤魔化されていない、1952年作品の名作です。
映画の楽しさが詰まっている!
名作の再演上映で鑑賞。
ものすっごく楽しかった!!!
名作と言われてるからまあ「面白いんだろうな」くらいには思ってたんだけど、予想をはるかに越えていた。
映画って総合芸術なんだ!って思い出した。
個人的に印象に残った点。
・ドンとコズモのふたりの歌と躍りのシーンがもう「エンターテイナーとはこのふたりのための言葉や!」と心が踊りまくった。たぶん素人目に見てもすさまじいことをしてるのに、息もピッタリ、ダンスもキレキレ、歌もうまい。何より楽しそう!
あれカット入れずに長回しで撮ってるよね?圧巻だった。ワクワクが止まらなかった!
・衣装が、セットが、みーんなお洒落ですごく可愛い!エキストラみたいな方までみんなお洒落!ペアのダンスパートは2人セットでコーディネートされてるのが素人目でもわかる。今の映画はリアル志向で普段真似できそうな衣装が多いけど、この映画の衣装は、まさに「衣装」だった。日常で一般の人が着るにはお洒落すぎる。でもすっごく素敵だった!
・ユーモアが全然古くない。ドンたちのトーキー映画試写会ver.は劇中の観客と一緒に爆笑。うまくいかなさ具合がリアルすぎてめちゃくちゃ笑った。
ドンとコズモの皮肉なもの言いも何度もクスリとさせられる。
・高飛車女優のリナがめちゃくちゃわかりやすく嫌なやつなんだけど、ちゃんとキャシーとドンが結ばれるラストの痛快さも良い。社長とドンとコズモが笑いながら幕を上げるシーンはすごく勧善懲悪的なカタルシスがあった。
・あと音楽!サントラ絶対聴こうと思った。有名な「雨に歌えば」以外もみんな素敵な曲だった。
また何度も観たい作品だ。
個人的推しはコズモ!!
「退屈」の一言に尽きる
内容は「退屈」の一言に尽きる。まずストーリーのほうだが、これは悪くない。急成長する映画製作の舞台裏をおもしろく表現している。笑えるシーンも多く、娯楽として成功している。
ただ、成功しているのは、あくまでストーリーだけの話。実は9割を占めるミュージカルが最悪。延々と平凡でありきたりなミュージカルが続くだけ。そこには奇抜さも常人離れしたテクニックもなく、ミュージカル学校で教えるような基礎を繰り返す人がいるだけ。
仮にサーカス団員を雇って、猫やライオンと踊ったり、火の輪をくぐりながら踊ったら、見ていて楽しいだろう。しかし、高校生の学芸会のような踊りを見せられたところで、何の面白みもない。途中で何度も寝そうになった。勘弁してくれ。
一緒に唄えるようになりたい♪
恵比寿ガーデンプレイスセンター広場にて、野外上映で鑑賞。
雨も降っていて天然の4D(笑)
雨のため中断もありましたが、なんとか最後まで上映されて良かったです。
恥ずかしながら、初鑑賞。
鑑賞したシチュエーションもあいまって、とても感動的だったし、忘れられない映画になりました。
コメディ要素も多くて楽しかったし、なにより役者の芸達者ぶりに夢中になって観ていたので、中断するほどひどく雨が降っていることにも気づいていなかったほど。(わたしも濡れてはいたけれど、ピクニックシネマ初日の『シング・ストリート』のときにも同じぐらい濡れていたので。)
何度も繰り返し観て、劇中歌を一緒に唄えるぐらいになりたいと思いました。
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