劇場公開日 1953年

「いろいろとパロディされる映画」雨に唄えば naokiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0いろいろとパロディされる映画

2025年3月28日
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鑑賞方法:映画館

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ベルトルッチ「ラストタンゴインパリ」でマーロン・ブランドは一瞬だけれでもタップ・ダンスを踊った。即行でやったのかよく分からないけれど、外は雨だったので「雨に唄えば」のオマージュだったのかな?あとは、あまり好きなシーンではないのですがキューブリック「時計じかけのオレンジ」(←こちらの方が有名)

この映画はデビー・レイノルズが唄うシンギング・イン・ザ・レインがあまりに有名ですが、私午前十時の映画祭に行くまで、どうい映画か分からなかったのです。まぁ、トーキへ移行する映画界の舞台裏を題材にした映画だという事が分かりました。

ふーん悪くはなかったけど、時代遅れは否定できません。しかし画の力が凄まじい!セット以外の外ロケでも手抜きがないのが感じられました。ニューシネマ以降、こういうスタジオ・システムは否定されてたけどコッポラ「ゴッドファーザー」やビスコンティ「山猫」と、どう違うのだろうか?画はいいのに、あまりのハチャメチャぶりに途中「モンティ・パイソン」の映画を観に来てるんでは、ないのかと勘違いしてしまいました。

ジーン・ケリーが身軽で凄い!ワイヤーアクションもないのに何この動き!顔芸までしてくれて芸が細かい。

この名作は絶対、映画館で確認しておきたかったので今回の上映には感謝です🎵

naoki
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