「【ジーン・ケリーの雨中のタップダンスを大画面で観れた。僥倖である。】」雨に唄えば NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ジーン・ケリーの雨中のタップダンスを大画面で観れた。僥倖である。】
-内容は誰もが知っているので割愛。-
・現在の大変な状況の中、車で十数分の劇場が大英断で今作を上映してくれることになり、スキップしながら劇場へ。
(実は、今作は名画座でも観たことが無く、劇場初鑑賞なのである。)
・ドン(ジーン・ケリー)とキャシー(デビー・レイノルズ)とコスモ(ドナルド・オコーナー)のトリオでのダンスや
・サイレントからトーキーへの移り変わりのために早口言葉で台詞を唄うように言い合う場面などを、懐かしく観る。
又、擦れた見方だが、
・あ、矢張りあのアカデミー賞作品賞を取った作品は今作品から着想したか・・、とか
・あ、あのアカデミー賞作品賞を”一瞬だけ”取った作品はこの作品へのオマージュだよなあ、とか
・あ、あの作品の小ネタはここから持って来たのかな・・
など、大変楽しく観賞。
皆で楽しそうに貪婪を引き上げてしまう場面からの多幸感溢れるラストは矢張り良いなあ。
<それにしても、少しだけ時代に付いていけなくなった”大女優リナ”が哀れだなあと思ってしまった。
矢張り、あの2012年にアカデミー作品賞を”ちゃんと取った”作品はリナに着想を得たのではないかなと思った。>
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kossyさんのコメント
2020年3月29日
小ネタというのは『ダンスウィズミー』でしょうか?とても気になってますw
思えば『アーティスト』と『ラ・ラ・ランド』はどちらも『雨に唄えば』をオマージュしていたのかもしれませんね。
masamiさんのコメント
2020年3月29日
NOBUさん、分かります。「アーチストト」ですよね。私はこの映画の初見はシネスイッチ銀座です。10年前くらい。
最近だとカツベンとか後の映画に凄く影響を与えています。CGの発明とか有りますが、やはりトーキーが最大の発明だと思います。