「映画の楽しさが詰まっている!」雨に唄えば ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の楽しさが詰まっている!
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名作の再演上映で鑑賞。
ものすっごく楽しかった!!!
名作と言われてるからまあ「面白いんだろうな」くらいには思ってたんだけど、予想をはるかに越えていた。
映画って総合芸術なんだ!って思い出した。
個人的に印象に残った点。
・ドンとコズモのふたりの歌と躍りのシーンがもう「エンターテイナーとはこのふたりのための言葉や!」と心が踊りまくった。たぶん素人目に見てもすさまじいことをしてるのに、息もピッタリ、ダンスもキレキレ、歌もうまい。何より楽しそう!
あれカット入れずに長回しで撮ってるよね?圧巻だった。ワクワクが止まらなかった!
・衣装が、セットが、みーんなお洒落ですごく可愛い!エキストラみたいな方までみんなお洒落!ペアのダンスパートは2人セットでコーディネートされてるのが素人目でもわかる。今の映画はリアル志向で普段真似できそうな衣装が多いけど、この映画の衣装は、まさに「衣装」だった。日常で一般の人が着るにはお洒落すぎる。でもすっごく素敵だった!
・ユーモアが全然古くない。ドンたちのトーキー映画試写会ver.は劇中の観客と一緒に爆笑。うまくいかなさ具合がリアルすぎてめちゃくちゃ笑った。
ドンとコズモの皮肉なもの言いも何度もクスリとさせられる。
・高飛車女優のリナがめちゃくちゃわかりやすく嫌なやつなんだけど、ちゃんとキャシーとドンが結ばれるラストの痛快さも良い。社長とドンとコズモが笑いながら幕を上げるシーンはすごく勧善懲悪的なカタルシスがあった。
・あと音楽!サントラ絶対聴こうと思った。有名な「雨に歌えば」以外もみんな素敵な曲だった。
また何度も観たい作品だ。
個人的推しはコズモ!!
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