劇場公開日 1953年

「「退屈」の一言に尽きる」雨に唄えば Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要ですさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0「退屈」の一言に尽きる

内容は「退屈」の一言に尽きる。まずストーリーのほうだが、これは悪くない。急成長する映画製作の舞台裏をおもしろく表現している。笑えるシーンも多く、娯楽として成功している。
ただ、成功しているのは、あくまでストーリーだけの話。実は9割を占めるミュージカルが最悪。延々と平凡でありきたりなミュージカルが続くだけ。そこには奇抜さも常人離れしたテクニックもなく、ミュージカル学校で教えるような基礎を繰り返す人がいるだけ。
仮にサーカス団員を雇って、猫やライオンと踊ったり、火の輪をくぐりながら踊ったら、見ていて楽しいだろう。しかし、高校生の学芸会のような踊りを見せられたところで、何の面白みもない。途中で何度も寝そうになった。勘弁してくれ。

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