劇場公開日 2015年10月31日

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暗殺の森のレビュー・感想・評価

全32件中、21~32件目を表示

3.5 教授の夫人役ドミニク・サンダの優雅な美しさと妻のサンドレッリのコ...

2018年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

 教授の夫人役ドミニク・サンダの優雅な美しさと妻のサンドレッリのコケティッシュな雰囲気。昔から憧れだった夫人に冷たくされるものの肉体関係を結んでしまうマルチェロ。しかも、バレエ教室のクラスの5分間の休憩中だ。

 結局女の競演を描くのが上手いベルトリッチ。夕陽と暗闇を対照的に取り入れている。男の世界は雪がバックであることが多く、精神病院に入ってる父に会うときなどは白さを強調する。政治色が強い映画かと思ったけど、暗殺に対する罪の意識や、裏でうごめく女心の葛藤のようなものの方が強い。

 結局、教授夫妻を殺すことになったが、マルチェロは黙って見ていただけ。数年後娘もできて三人でファシスト崩壊のラジオニュースを聞く。さらに13歳のときに誤って殺してしまったと思っていた男も・・・

 ラストの狂気じみた行動、人生を嘆いているような振り向きざまの表情がいい。途中、眠くなるような展開がもったいないです。

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kossy

2.5映像の美しさ

2018年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映像の美しさやカットを楽しめば良いのだろうか。
ベルトリッチの最高傑作と言われているようだが、ストーリーに関して、正直、良さがわからなかった。

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カメレオン

3.5逃げ続ける…

2017年3月12日
iPhoneアプリから投稿

主人公マルチェロは最後まで「普通になりたいため」にファシストになり、ファシスト敗北に際してはその逆をと逃げ続けるわけだが、この感覚って日本にいるとよくわかるのではないだろうか。事大主義でみんな一緒が大好きで…。
さて彼にとってそれはファシストでなくてもよかったのだろう。ファシストないしファシズムは普通になるための一方法だったに過ぎず、その思想も行動もどうでも良いのである。しかも何も自分で処断できていない。ただ見ていただけと言うダメ人間っぷり。しかしながらこんなマルチェロのダメ人間さ、弱さーを責められないだろう。

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パッチワークす

5.0ヒマシ油

2016年11月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画を劇場で観るのは何回目だろう⁉

初めて観たときはストーリーはよくわからないが、画が圧倒的に美しいというのが感想

今回鑑賞するにあたって、解説を聞いたおかげで、なんとなく話の筋は理解した

ただ、話云々よりも監督のベルトリッチと撮影のストラーロ(両者当時二十代)の画作りには毎度感嘆

アンナ役のドミニク・サンダ(撮影当時19歳!!)とジュリア役のステファニア・サンドレッリの対象的な魅力(あの有名なダンスシーン)にも驚愕

2023.11.05 イオンシネマ多摩センター

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うんこたれぞう

4.0センスだらけの映画

2016年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

本当の意味でお洒落な作品。

衣装も最先端で現代との差も無くファッション雑誌の見本みたいな映像群。

だがぁ気軽に鑑賞出来る映画では無いし運良く映画館で観れたからこそなので家だったら落ちていたかも..zzz..しれない静かな作品だが全体的に緊張感が途切れないで進んで行く。

ストーリーどうこうより映像美を堪能してナンボなベルトルッチ体験でした。

桜井薬局セントラルホールにて鑑賞。

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万年 東一

3.5同調する人

2016年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

人間は同調から逃れることはできないのか。思考を前に恐怖から逃れることはできないのか。

束になったファシズムが、深く連なる森と重なり、私を底知れぬ恐怖へと誘う。全体主義後に残されるのは、皮肉にも孤独だけだ。

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ミカ

3.0洞窟の囚人。

2016年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

普通であるとは?流されることなのか?大衆ってそんなものなのか?
そんなもんさ、あんたもそうだろ?、と観衆を突き放すメッセージを感じた。
プラトンの提示した命題を下敷きに。

人は幻影と共に生き、死んでいくのだ。

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Nori

3.5ヨーロッパの役者は…

2015年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

こういう複雑な役づくりがほんとうに上手い。もちろんベルイマンの手腕もあるのだけれど。善玉とか悪玉といった単純な記号ではなく、悪玉として振る舞いながらもその後ろに良心の呵責があるところ、善玉に転じたようでそこに隠しきれない偽善がちらりちらりと覗くところ、ハリウッドものでは絶対見られない描写だよねぇ。
あと改めて気づいたのだけれど、ベルトウィッチの構図の巧さも出色。建物に対する窓の割合、森の中の道の縫い方、見る側の視点を微妙にリードしながら様々なテンポで進んでいく。
ぽっちゃりめのドミニク・サンダ、渋みがまだアク抜き前といったジャン・ルイ・トランティニャンも見られて良かったわん。

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rie530

3.5ベルトルッチと階段

2015年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

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佐分 利信

3.5映像美は賞賛に値するが

2015年5月17日
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ジョニーデブ

5.0深い

2014年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

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yuki

3.0眠かった

2013年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

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吉泉知彦