「体制の崩壊と精神の崩壊」暗殺の森 みるさんの映画レビュー(感想・評価)
体制の崩壊と精神の崩壊
第二次世界大戦時のイタリアが舞台。
当時のイタリアはファシスト党が統治しておりこれはファシズムの語源となっております。
主人公はそのファシスト党の党員となり、森で暗殺するというストーリーなのですが、なかなか面白かったです。
第二次世界大戦が終結に近づきファシスト党が崩壊していく様子と、主人公が信じていたものが実はそうじゃなかったと知り精神が崩壊していく様子が描かれ、その対比が見事でした。
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