アポロンの地獄
劇場公開日:2022年6月18日
解説
イタリアの異才ピエル・パオロ・パゾリーニが詩人ソフォクレスのギリシャ悲劇「オイディプス王」を映画化し、パゾリーニ監督自身の人生を投影しながら撮りあげたドラマ。世界各国の民族音楽とモロッコの荒涼とした砂漠地帯を背景に、神秘的な映像美で描き出す。古代ローマ。1人の男が荒野に赤ん坊を捨てて去っていく。通りすがりの男に拾われた赤ん坊はコリントス王のもとへ運ばれ、オイディプスと名付けられて王と王妃に愛されて育つ。やがて逞しく成長したオイディプスは、アポロンの神殿で「父親を殺し母親と交わる」という神託を受ける。運命から逃れるため故郷を離れた彼は、荒野をさまよううちにライオス王の一行と遭遇するが、そのライオス王こそオイディプスの真の父親であった。
1967年製作/105分/イタリア
原題または英題:Edipo Re
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2022年6月18日
その他の公開日:1969年3月8日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 製作
- アルフレド・ビニ
- 脚本
- ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 撮影
- ジュゼッペ・ルゾリーニ
- 美術
- ルイジ・スカッチャノーチェ
- 衣装
- ダニロ・ドナティ
- 編集
- ニーノ・バラーリ
- 音楽
- ピエル・パオロ・パゾリーニ