「すごくよかった」アポロ13 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
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公開当時、事前に『宇宙からの帰還』というアポロ13号のノンフィクションを読んでいて、すごくワクワクして見に行ったら本で触れているいろいろな困難を随分簡略化していて物足りない印象があった。字幕も読むのが大変だった記憶がある。
久しぶりにNHKで放送されているのを録画したら吹替えで、公開時の印象もノンフィクションの記憶もすっかり抜けて、すごく内容を理解しやすかった。とても面白かった。吹替えのお陰で映像に集中して見れてよかった。しばらくして見返す際には字幕もいいかなと思った。
映像にすごく迫力があって、無重力の表現も自然で、宇宙の感じが凄く出ていた。もったいない精神で電力をケチったり、船内にあるもので二酸化炭素のフィルターをDIYするところなどすごく面白い。
『ライトスタッフ』『アポロ13』『ゼログラヴィティ』『オネアミスの翼』は宇宙開発映画の殿堂作品。
ノンフィクション『宇宙からの帰還』はすごく面白くて、その中で「ジンバルロック」という単語を知って後に漫画の単行本デビュー作のタイトルにした。
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