劇場公開日 1990年3月24日

「どこか高級感が漂うSF」アビス KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 どこか高級感が漂うSF

2020年7月10日
PCから投稿

ジェーム・ズキャメロンはどっちかというと高級感が漂わない大衆娯楽的なエンターテイメント作品が多かったような気がする。その中でこの作品がちょっと特異な高級感漂うSFでとても気に入っています。 ジェームズ・キャメロンはどういうわけか船が好きですね。タイタニックとか宇宙船の話とか色々と撮っていますが、この作品が一番、船という設定をうまく生かした作品のような気がします。とくに、アノ場面をどうクリアするかって方法がぶっ飛んでいて好きです。いかにも海が好きな人が考えたアイデアだと思いました。
その生物?は敵なのか味方なのか・・のサスペンスから始まって、その真意とのランデブー。そして壮大なテーマやメッセージが伝わってきて。他の著名な作品からするとこれは一般的には評価が低いような気もしますが映画ファンなら見逃してはいけない映画だと思います。

KIDOLOHKEN