劇場公開日 1978年1月14日

「やっぱり最高!」アニー・ホール ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5やっぱり最高!

2020年6月1日
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個人的にウディ・アレンは、非常に面白い作品とつまらない作品の落差が激しい映画監督だと思うのですが、アニー・ホールを久しぶりに鑑賞して、やっぱりとても面白くて最高な作品だと思いました。

ウディ・アレンの魅力は、何といってもインテリジェンスな人間関係の中にある意地悪さと不条理さ。『どうせ死ぬ』のに、何故生きる?『どうせ別れる』のに、何故好きになる?

恋愛って、初めはふたりが世界中の主役になったかの様にウキウキラブラブするのですが、何で顔も見たくない位に嫌いになるのでしょうか。生物学的に相手を変えた方が、子孫が残りやすいから?リスク回避?だとしたら、ずっと相手に目移りしないのは本能的に難しいのかも。

43年前の作品なのに、アニーがとても現代的な活発な女性で素敵でした。男なんて取り替えが効くけど、歌は取り替えが効かないですよね。分かる分かる。逆に、アルビーは未練がましい。当時アラフォーのウディ・アレン、酸も甘いも良く分かってらっしゃる。

オシャレな映画としても有名な今作ですが、ダイアン・キートンの着くずし方が似合いすぎていて憧れます。きっと私は数年後にまた今作を鑑賞していることでしょう。

ミカ
NOBUさんのコメント
2022年5月30日

今晩は
 私はマダマダですね・・。では。

NOBU