「アニーホール」アニー・ホール tyshiさんの映画レビュー(感想・評価)
アニーホール
アニーホール
圧巻だった。
ラブコメディの金字塔。全てのラブコメの教科書になるような作品。
しかしただのラブコメではない。メタ要素たっぷりで面白さにずっと引き込まれる。
それでいて切なく、ほろ苦い。
俺はこんな映画も好きだ。緊張感とエンタメだけじゃなく、こういう心が豊かになる映画が好きだ。
あらすじ
コメディアンのアルビーは、2人の妻と別れた後、歌手を目指すアニーホールと出会い、2人は恋に落ちる。
神経質症だがひょうきんなアルビーと妙にうまがあったアニーだったが、うまく行ったのは最初だけでだんだんと2人の溝は深まっていく。
別れてはくっつきを繰り返す中で、アニーは音楽会社にスカウトされハリウッドへ。実力も恋も置いて行かれてしまったアルビーは、いつまでもアニーのことが忘れられず引きずってしまう。
アルビーは、2人の関係を芝居に落とし込み、芝居の中だけでも理想の関係を築こうとする。
コメントする