劇場公開日 1975年6月7日

「感染しないが力強いゾンビ」悪魔の墓場 うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5感染しないが力強いゾンビ

2024年6月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

全体にナイトオブリビングデッドに似た雰囲気を醸し出している
ゾンビの目にカラコンみたいなのが入っててインパクト大。
暗いシーンはかなり暗く誤魔化しが効いている。
ただ病院のゾンビ達は肌艶良すぎである。包帯巻いてる奴とかキャラクター立ちすぎ位(笑)
グロシーンもあるが、女性キャストは胸のサービスが多い。
冒頭からスッポンポンになって手を挙げて横断歩道を渡るおねぇさんが登場するため、このおねぇさんは何のために脱いだんだろう…と想いを馳せてしまいそうになる(笑)

ただ物語の主人公とヒロインの急造コンビも双方がイライラする奴らで、車に乗っても煽り運転してる。
後から後から出てくるキャラクターが挙ってイライラする奴らばかりなのは間違いない。
真面目な警官だけが墓場まで尾行にきて巻き込まれるのが可哀想。

この時代の作品らしく、キャラクターは揃って間が抜けており、観てる側が「何やってるんだ!」と怒鳴りたくなる感じである。超音波で死体や乳児が影響を受けるとか、中々の設定であるが、古典に位置する作品なのでパンデミックを売りにはしておらず、怪力、道具も使うゾンビ達に少しだけこれはゾンビなのか?と思ったりもする。
そして物語は混乱するだけのヒロインと作中で唯一現状を理解する主人公ジョージがバタバタと動くものの解決に至らず。
ラストもモヤつき感かなりあります。

まぁ新しい技術は安全の検証をしっかりしないとって事ですね

今回DVDで鑑賞、スチール写真に懐かしさを感じました。
結構重要なシーンをスチールにしてる感じでした。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)