悪魔のいけにえのレビュー・感想・評価
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タイトルを見誤る(笑)
スプラッターホラーの金字塔。
つい「悪魔のいけにえ」と「死霊のいけにえ」とかタイトル間違う人が大勢いるのではないかと思う。
リメイクの「テキサス チェーンソー」も完全度高かったが、この埃っぽさと乾いた質感。
キャラクターの狂いっぷり。
その後の不特定の旅人を犠牲にする作品に与えた影響は計り知れない。
車椅子をぶったぎるチェーンソーの容赦なさとか「なんだこれ!!」としか言いようがなかった。
ホラー好きなら一回は観ましょう。
2は観なくても良いと思う。
悪魔のいけにえ
旅行中の若者たちがテキサスの片田舎でふと立ち寄った一軒屋で出会った殺人鬼一家。
実際に起きた事件を基に、
これが商業デビューとなったフーパーが、
アングラ的な中にエキサイティングな演出を見せて観る者を圧倒させる。
実際に起きた事件というのがより恐怖感を出していると思います。
人の顔の皮を被り、
チェーンソーをふりかざすレザーフェイスの造形はインパクトがありました。
低予算ながらも、
全編を通じたショック描写が凄まじい。
本作の素晴らしさは、
観客を怖がらせるためには必ずしも流血シーンや、
残酷描写が必要ではないという事を証明した事だと思います。
突如襲いかかるレザーフェイス、
耳に残るチェーンソーのうなり音などの演出による緊迫感。
本作の魅力はレザーフェイスだけでなく、
彼を養う食人一家の存在も大きいと思います。
後のホラー映画に与えた影響を与えた一本。
これこそが映画史上の最恐作品。
色々観てきたが、身体が痺れてジンジンするほどに本当に恐ろしい作品。殺人鬼ものなのにも関わらず、スプラッター演出がほとんど無く、それなのにこれだけの恐怖を演出できていることに驚嘆する。ビジュアル的な派手さは無いのにも関わらず、演出とカメラワークと編集の素晴らしさで魅せる、実に映画的な醍醐味に満ちたホラー映画。これを超える殺人鬼ものには未だ出会ったことはない。ホラー映画史上の金字塔と言って間違いのない大傑作だが、あまりの恐ろしさに再鑑賞には相当の勇気を要します。
映画館で観たら…
1975年に公開された悪魔のいけにえ
Amazon primeに有ったので久しぶりに鑑賞。
実際に起きた事件が元になってるらしいけど、あまりにも残酷なシーン。
クライマックスなんて映画館で観たらトラウマになってたかも。
死ぬほど怖かった
一番怖いタイプの映画。
全編に渡る不気味な雰囲気。
わらの犬と色(色彩と描くものと)が似ている狂気の映画。
じいさまが指をチュパチュパするところで全身鳥肌が立った。
一方でレザーフェイスのお顔が前半と変化しているのが可愛いらしい。。
ホラーの古典。素晴らしい名作を観た。
アメリカの田舎には絶対行きたくないと思った。何が潜んでいるかわからない。
ほんとに恐ろしい
アメリカンホラーって、ジェットコースター的に、静寂→いきなりこわいかおドーーン!みたいな演出が多いわけで、そういった作品も大好きなんですが、この映画はそういった作品群とは明らかに一線を画していて、底冷えする得体の知れないものの恐ろしさを感じさせてくれ、最高に面白いです。
ミイラみたいなおじいちゃんに指をちゅぱちゅぱされるシーンなんかはいつまでも記憶にまとわりついて離れないです。
続編である悪魔のいけにえ2では本作品のストイックな恐怖は跡形もなく消え失せ、できの悪いコメディー映画に成り下がっていますが、そっちはそっちで面白いです。
史上最強のホラー映画!
チェンソーを振り回すレザーフェイス、
殺されていく若者、絶叫しながら逃げる女、狂った家族、とにかくホラー映画の最強作品!
個人的には、レザーフェイスよりヒッチハイク兄さんの方が好きかな。
すば抜けて怖いホラーでありながら、コメディ映画でもある
この映画が異様に恐ろしく思えるのは美術や撮影や音響のおかげが八割だと思う。本当に気持ち悪くて恐ろしいレザーフェイスの家の中やその家の外観、真昼の空の下でブオーンというエンジン音が常に鳴り響くその家はただの家であるにもかかわらずどこか異質で不気味な感じがする。
この映画の恐ろしさの残り二割は狂った家族の暴走っぷりなのだが、これは確かに意味わからんところで意味わからんことをされるわけだから怖いのは怖いんだが、音楽をコメディ調に変えるととたんにスクラップスティックコメディになってしまうだろう。
この映画は見ようによっては人食い一家のドタバタ喜劇なのである。しかし当時この映画を見た観客は恐ろしすぎて笑える余裕などほとんどなかっただろう。
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