古い映画。色んな面で古さは感じたけれど、一度見ておいて損はなかった。
伝記的なものは、その人のどこに焦点をあてるかが難しいのだろうけれど、この映画ではクララに焦点があたっているようだった。
クララの美しさや快活さ、純粋さが素敵だった。
そしてクララを巡る二人の音楽家のピュアさ。悪人が登場しない健全な映画。
私はこの二人の音楽家についてよく知らないけれど、リアルではどうだったんだろう?こんなにピュアだったのか?
映画ではブラームスはインパクトが強かったけれど、シューマンの方がいまいちイメージが掴みきれなかった。少し残念だった。