劇場公開日 1949年2月

「ピュアな映画」愛の調べ 雨音さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ピュアな映画

2022年3月6日
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泣ける

幸せ

古い映画。色んな面で古さは感じたけれど、一度見ておいて損はなかった。

伝記的なものは、その人のどこに焦点をあてるかが難しいのだろうけれど、この映画ではクララに焦点があたっているようだった。
クララの美しさや快活さ、純粋さが素敵だった。
そしてクララを巡る二人の音楽家のピュアさ。悪人が登場しない健全な映画。
私はこの二人の音楽家についてよく知らないけれど、リアルではどうだったんだろう?こんなにピュアだったのか?

映画ではブラームスはインパクトが強かったけれど、シューマンの方がいまいちイメージが掴みきれなかった。少し残念だった。

あま・おと