「マヨネーズ」愛と青春の旅だち kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
マヨネーズ
楽しそうに女子供の頭上にナパーム弾を落とす会話からわかるように、ここの兵隊は戦争を屁とも思っちゃいない。パイロットを目指す者ばかりだし、黒人も少なく、目的意識も薄いし、結局は軍隊の宣伝映画に他ならない。アカデミー賞等いくつも賞を取ってはいるが、米ソ冷戦時代の産物で、ナショナリズム高揚の意味しかない。町の青年たちが「戦争屋!」と言ってケンカになってしまうが、彼らに同情してしまったら、もうこの映画を最後まで観るのが苦痛となってしまうのだ。
コメントする