「やはり冗長な感じは否めなかった」愛と哀しみのボレロ pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり冗長な感じは否めなかった
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
音楽と舞台芸術の世界を中心として、時代に翻弄される人々を描いた超大作。
「いや~、これは今こそ見るべき作品ではないか」と思いながらスクリーンを見つめていた。途中までは。
そう、中盤まではなんとか集中力を保てた。でも終戦からあとのお話が長かった。ダラダラという感じはしなかったが、さすがに長々となにをやってるんだろうという気がしてきた。いっこうに終わる気配がないので、ちょっと不安にさえなりました。
作品の力はじゅうぶんに感じたし、これくらいのボリュームにしないと表現できない内容なのかもしれないなとは思う。
でも、大しておもしろい話でもないので、やはり冗長な感じは否めなかった。
けっきょく、「なんなんだ、この映画は?」という印象を残したままエンド・ロールが流れはじめた。
ひょっとして、赤十字の宣伝映画なのかな?
追記
今期も「午前十時の映画祭」で数々の素晴らしい作品を鑑賞することができました。
関係各位に深く感謝いたします。ありがとうございました。
来期もよろしくね😊
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