劇場公開日 1949年3月22日

「ベタなよろめき、小気味よし」哀愁 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ベタなよろめき、小気味よし

2021年7月21日
PCから投稿

お話は古典的なベタなよろめきですが、まず脚本に無駄がない、役者は主演も含めて全員はまってます。
何よりも、悲恋話のくせにテンポが早く、メリハリが効いて、場面の切れ味がいいので目が離せない面白さです。ルロイ君の手柄でしょう。ワイルダー君みたような職人監督ですね。しかし、邦題は時代を考えても「ウォータールー橋」の方が情緒あると思いますけど。

越後屋