疾走のレビュー・感想・評価
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辛さ苦しさの中を走る15歳たち
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アカネ(中谷美紀)が魅力的。
母役の高橋ひとみさん、鬼ケン役の寺島進さん、教師役の平泉成さん、新田役の大杉漣さん、神父役の豊川悦司さん各々、安定した演技で味も出ている。
SABU監督は、撮り方を工夫して上手く見せる自信があるようだ(円盤スペシャル・エディションの封入特典ブックレットによる)。
そのため演技指導が甘いかもしれない。
手越祐也さんをとにかく沢山走らせて本気にさせたらしい。
中学生の心優しいシュウジ(手越祐也)が、ケンカ(イジメられて反撃)するシーンとは迫力満点。
延べ40日に及ぶ順撮りのため、主人公シュウジの成長と同時に、演技初体験の手越祐也さんの俳優としての成長も感じる。
孤独なエリを演じた韓英恵さんは、映画『誰も知らない』でも今作同様に、主役を引き立てつつも独特な存在感を発揮しており、大変魅力的である。
亡くなった人のことを考えると残念だが、残された人たちに希望があるようなラストで良かった。
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救いのないお話
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誰だろう?見たことある顔なんだけど…
とエンドロールで手越くんとわかりビックリ!知ってたら観なかったかも知れないわ💧
でも上手くはないけど悪くなかった。
この映画のトヨエツ、美しい。
聖職者だからなのか…
小説を読んだ時も救いようのない物語だと思ったけど、やっぱりなかなかツラ過ぎるお話。
想像以上に小説に忠実。
「誰か一緒に生きてください」
…刺さる
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