ビタースイート Bitter Sweet

劇場公開日:

解説

「セックスから始まる恋愛」を愛しくも切なく、そして官能的に描いた大人の恋愛ドラマ。監督は主にサトウトシキ監督作品の助監督を経て、28歳でピンク映画デビューした女池充。主演は本作が本格的な映画初主演となる向夏(こなつ)。相手役の石川KIN(均)は本業は監督(『JAM FILMS S/ブラウス』他)で、望月六郎監督の「スキンレスナイト」には俳優として出演している。

2004年製作/58分/日本
配給:国映
劇場公開日:2005年12月10日

ストーリー

十年前、新妻だった恵子(林由美香)のもとにかつての恋人・吉田(佐野和宏)が現れ、荒々しく彼女を犯した。恵子は「ごめんなさい」と言い続けた。そして現在。祥子(向夏)は田村(福島拓哉)との結婚を間近に控えていた。その日はホテルで愛しあった後、田村は出張へ旅立っていった。祥子は市役所に婚姻届を取りに行った。ところが入れ替わりに離婚届を取りに窓口に来た男がいて、思わず二人の目が合った。その夜、祥子は元同僚の美佳と食事に出かけた。美佳がすすめたレストランに行くと、そこは離婚届を取りに来ていた男、工藤(石川KIN)の店だった。美佳は結婚を控えた祥子を羨むが、祥子の心は複雑に揺れていた。家に戻った祥子が婚姻届を眺めていると、ふとしたはずみで用紙に切れ目が入り、あっけなく破れてしまう。祥子は自転車を走らせ、閉店後なのを承知で工藤の店に入った。工藤は祥子と市役所で会ったことを覚えていた。祥子は離婚のことを訊き、結婚に対する不安を口にすると、突然工藤と唇を重ねた。工藤は戸惑いながらも彼女を抱いた。翌朝家に帰ると留守電に田村からのメッセージが残されていた。祥子は伝言の途中で消去ボタンを押した。その夜も祥子は工藤の店に行った。突然酔った男が現れ、いきなり工藤に殴りかかった。十年前に工藤の妻・恵子を犯した男、吉田だった。彼はそのまま崩れおちて眠ってしまう。工藤と吉田は大学時代からの友人だったが、吉田が愛した女を工藤が奪ったのだった。それが工藤の妻・恵子だった。

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