LOVE COLLECTION ガールフレンド
劇場公開日:2004年11月27日
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解説
ベテランから気鋭・新鋭まで、6人の映画監督が挑む「ラブコレクション」シリーズの第一弾。「女」と「性」をテーマに、愛情、友情、そして笑い、涙、珍騒動までも、それぞれの監督の独自の視点で描き出す。仕事が波に乗り始めたことで、逆に自分の人生を戸惑いを感じるフリーカメラマンのキョウコと、自分の元を去った父親へのコンプレックスを抱えて生きる美容師見習いのミホ。ふたりが織り成す恋愛にも似た友情物語。「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督による「ガールフレンド」。
2004年製作/105分/日本
配給:ラブコレクション製作委員会
劇場公開日:2004年11月27日
ストーリー
フリーカメラマンの仕事を順調にこなしているキョウコ(山田キヌヲ)は、半年前に彼氏に振られて以来、酒の勢いで記憶のないまま男と寝るということを繰り返していた。一方、長崎から上京して美容師見習いをしているミホ(河井青葉)は、母と離婚して8年前に自分を捨てた父親(田口トモロヲ)へのコンプレックスをもち続けていた。そんな2人がある日、町中で出会った。素人をナンパしてヌード写真を撮るという企画の仕事を受けたキョウコは、モデルを探しているとき、すれ違った瞬間にミホを撮りたいと感じ、声をかけたのだった。2人はホテルで何気ない会話を交しながら、撮影を始めていく。撮影に戸惑い、一度は部屋から出て入ってしまったミホだったが、キョウコが自らの過去を話し始めたことで、次第に心を開く。ふたりの女は、お互いに裸になって話し始めていく。そして朝を迎え、それぞれの生活に戻ってゆく2人だったが、心のなかにあった霧が晴れたような気分だった。