劇場公開日 2005年1月22日

「作品自体がミステリー」レイクサイド マーダーケース にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5作品自体がミステリー

2022年3月1日
PCから投稿

原作未読だが、原作もこんな話なのでしょうか。

犯人は子供。
「子供に動機なんて求めない方がいいですよ。」
マジか!?狂ってる。

「親は子供の幸せのためなら手を汚しますよ。」
もちろん分からないでもない。
だからって全員で隠蔽!?狂ってる。

夫としてはダメ夫だが、人間的には“まとも”と
思っていた役所広司だが、
最終的には全部受け入れお受験の練習。狂ってる。

登場人物全員異常者。
サイコ映画だ。

お笑いではなぜツッコミが存在するか。
ツッコミ(正常)がいるからボケ(異常)が際立ち
そこにギャップが生まれる。
登場人物全員が異常者のこの映画は、
見ているコチラ側がまともな感覚を保っていないと、
「娘さんお受験うまくいって、家庭円満でよかったね」
なんていう感想を持ってしまいそうだ。

出ている役者が全員上手なのも
逆にたちが悪い。(いい意味で。)

にゃろめ
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