パッチギ!のレビュー・感想・評価
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映画をちゃんと見ない人に、パッチギをくらわす映画
どうして、こうゆう日韓、北朝鮮が絡む映画になると、マイナスな思考でしか映画を見ないのでしょう?
そういう問題を無視してしまったら、この映画は意味が無くなるけど、すぐ「嫌い」ってなるか?もったいなー。
日本人を悪に描いてると聞くけど、あんな不良(沢尻エリカにちょっかいだす奴?)なんて、普通にいたと思うな。皆そういう目でしか、朝鮮の人をみれなかった傾向があったと思う。たぶん今も。
そういう、もったいない関係を無しにしようとした映画なんだす。
こうゆう映画に、すぐ、けちをつける人に向けた映画なんです。
醜聞まみれの出演者たちの演技
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
国家と民族間の歴史的・政治的背景はおいといて、映画としては出演者が面白くてまずまずだった。出演後に醜聞だらけで有名になった出演者にことかかないが、作品中の演技はしっかりとしていた。物語は綺麗ごとだと感じる部分もあるし、くだらないことに意地を張ってすぐに暴力ごとにうったえるこのような人たちを必ずしも好きではないが、社会背景と時代背景を考えればやむを得ないのだろう。
『イムジン河』が名曲すぎる
『イムジン河』の場面が素晴らしくて2回あってどっちも泣いてしまう。特に2回目はクライマックスで、ラジオ局のプロデューサーとディレクター、出産、川原での乱闘といったいくつもの戦いがクロスオーバーしながらの演奏なので、ただでさえ名曲なのに、反則すぎる。
空手家のケンカの強さが、金属バットのヤンキーと同程度という描き方がとてもよかった。
笹野高史さんが葬式で塩谷瞬に民族の苦難を訴えてしかりつけるのだが、いくら辛くても塩谷に罪があるわけでもないので、子供相手に大人気ないと思った。
それにしても今、2012年に見返すと意味がいろいろと変わりすぎていて、気になるところがありすぎる。
観る価値は無いです。
史実を無視した、北朝鮮を美化した映画。日本を故意に悪と描くところが井筒和幸監督の思想なんだろうなぁと思います。
こんな映画がヒットした理由が全く分からない。
なんだこれ?
歴史歪曲については井筒さんなのでまぁ仕方ないかという部分もあるのですが、
(それでも日本の俳優にこれを言わすなよと思うところもありますがまあそこは映画なので)
それを差し引いてもお話としてどうなの?という作品。
せめてアンソンにもっと子供が生まれる前の彼女への愛が感じられる描写が欲しかった。
それと例えばIWGPのケンカシーンなんかは上手いなと思うのですが今作は無駄に暴力的で感動作風のハッピーエンドにもいやいやいやいや…となりました。
各界からやたらと評価が高い裏事情を勘繰ってしまいました。
役者が演技できる人達で良かった。
それにしても沢尻エリカさんは私の知る限り「純粋で一途ないい子」の役ばっかりな気がするので違った役も見てみたいです。
「エリカ様」になってから見たからなのかもしれませんがなんでパッチギが出世作になったんだろうと不思議に思いました。
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